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 2014年4月9日、Windows XPのサポートが終了する。あまり時間がないのに、ユーザーの危機意識が低いのが現状だ。「少しぐらい過ぎても大丈夫では?」「どういったリスクがあるのか分からない」「移行の方法が分からない」とレベルはさまざま。本格的なてこ入れが必要なのは明らか。顧客の手元にXPパソコンが約270万台はあると試算する富士通 ユビキタスビジネス戦略本部プロモーション統括部パーソナルプロモーション部の丸子正道マネージャーに、リプレースへの施策を聞いた。

(聞き手は根本勝=ITpro)

写真●富士通 ユビキタスビジネス戦略本部プロモーション統括部パーソナルプロモーション部 マネージャーの丸子正道氏
写真●富士通 ユビキタスビジネス戦略本部プロモーション統括部パーソナルプロモーション部 マネージャー 丸子正道氏
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富士通のユーザーの手元にあるWindows XPは何台でしょうか?

 過去の販売実績から試算すると、270万台はあると考えています。

XPのサポート終了が迫ってきましたが、まだたくさんありますね。

 サポート終了に対するお客様の危機意識が低いのが現状です。「2014年4月9日を少しくらい過ぎても大丈夫だろう」「どのような危険が起きるのが分からない」「どうやって移行すればいいか分からない」「費用/工数、期間がどれくらいかかるか分からない」といったことをよく聞きました。

 富士通としても、お客様にXPを使い続けるリスクや移行のメリットを伝えきれていないし、相談も受け切れていない、というのが実感です。

どのようにしてユーザーの意識を変えていくのでしょうか?

 お客様用に危機感を喚起するため、説明用のチラシを配布したり、販売店やパートナー向けの研修会などで周知していく、といったことは当然ですが、メリットも訴求していきたいと思います。例えば、5年前のパソコンと比べると、最新のパソコンは性能は約2倍で、消費電力は38%減となっています。買い替えるメリットは十分にあると思います。

キャンペーンなどは実施するのでしょうか?

 ディスカウントや下取りの金額アップなどはやっていきますが、お金の問題の前に、「どうやって移行すればいいか分からない」とか「費用/工数、期間がどれくらいかかるか分からない」といった疑問に答えるために、無料で1日コンサルタントをするサービスを実施します。資産のヒアリングから始めて、XPへの移行にどれくらいの費用がかかり、どれだけ期間が必要なのかを見積もるサービスです。富士通営業・販売パートナー様向けの相談窓口を設けて、しっかりバックアップしていきます。

XPからの移行がすすまない理由はどの辺にあると見ていますか

 問題になるのは、XPというよりXPの環境を前提にしたアプリケーションです。よくあるのは、Internet Explorer 6をベースにしたアプリケーション、Office 2003のマクロ、そしてWindowsのUAC(user account control)を前提にしていないバッチプログラムです。

 WindowsのUACはVistaから導入されたもので、管理者権限でログインした場合でも、「続行」のボタンを押さなければ処理を実行できないようにします。XP環境では問題ないバッチプログラムが、Windows 7では動かなくなることがあります。

 こういったソフトのなかで、各部門で作っていて、情報システム部では管理できてないものが問題になることが多いのです。こういった問題は、ぜひ1日コンサルタントなどで相談してもらえれば、解決策が見えてくると思います。

■変更履歴
タイトルの一部を修正しました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2013/06/27 11:15]
公開当初、Windiows XPの台数の根拠について「お客様のところに出向いてヒアリングしてきました」としましたが正しくは「過去の販売実績から試算」でした。また「どのようにしてユーザーの意識を変えていくのでしょうか?」の答えのなかで「5年前のVistaパソコンをXPにダウングレードして使っている場合、最新のパソコンと比べて」は正しくは「5年前のパソコンと比べると」です。それから「キャンペーンなどは実施するのでしょうか?」の答えのなかの「販売店向けに相談窓口」は正しくは「富士通営業・販売パートナー様向けの相談窓口」です。本文は修正済みです。 お詫びして訂正いたします。[2013/06/28 12:30]