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 財務・会計など企業向けソフトを手がけてきたミロク情報サービスが、家計簿や領収書を管理でき、スマートフォンやタブレットに対応する一般向けアプリ「Money Trackerシリーズ」を開発し、注目を集めている。2013年9月12日の提供開始後、ダウンロード数で上位に躍り出た製品もある。なぜ一般向けアプリに参入したのか。開発を担当したネット事業部長兼クラウドサービスグループ長の小川清氏とネット事業部ポータルサイトグループ長の堀貢一氏に聞いた。

(聞き手は大山 繁樹=ITpro


各アプリにはそれぞれどんな特徴があるのか。

写真●ミロク情報サービスのネット事業部長兼クラウドサービスグループ長の小川清氏とネット事業部ポータルサイトグループ長の堀貢一氏(左から)
写真●ミロク情報サービスのネット事業部長兼クラウドサービスグループ長の小川清氏(左)とネット事業部ポータルサイトグループ長の堀貢一氏
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小川氏  「Money Trackerシリーズ」には、家計簿や経費清算の統合アプリ「Money Tracker(マネートラッカー:マネトラ)」のほか、確定申告支援アプリ「確定申告支援」と女性向けを狙った家計簿アプリ「節約カネ子」の3種類がある。

 いずれもパソコンやスマートフォン、タブレットで使える製品で、9月12日から無料で提供している。ユーザーからも好評で、節約カネ子は9月12日から14日の2日間で、AppStoreの無料ファイナンス部門のダウンロード数が1位になったほどだ。

画面1●「Money Tracker」プライベートでもビジネスシーンでも使える
画面1●「Money Tracker」はプライベートでもビジネスシーンでも使える
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 マネトラはビジネスパーソン用のアプリで、家計簿のほかに経費清算の機能も備える。プライベートとビジネスシーンの両方で活用できるようにした(画面1)。

 例えば、領収書をスマホで撮影するとOCRで内容を読み取り、立て替えた経費をすぐに区分けして管理できる。データや画像はクラウドで保存できる。銀行口座やクレジットカードとデータ連携する機能もある。公私を分けてお金を管理でき、CSVで会計ソフトにも取り込める。

堀氏 確定申告支援は同シリーズの個人事業主向けのアプリで、2014年1月からすべての白色申告者に記帳と記録保存が義務化されることに伴い開発した(画像2)。

画面2●個人事業主向けのアプリ「確定申告支援」
画面2●個人事業主向けのアプリ「確定申告支援」
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 マネトラと同様な機能を備え、スマホで簡単に入力できる。データは確定申告作成ソフトとも連動する。

 女性向けの節約カネ子はスマホ専用アプリだ。画面にイラストのオリジナルキャラクターを表示させ、いろいろな表情を見せたりメッセージを出したりすることで、親しみやすくした。操作も簡単で、楽しみながらお金を管理できるだろう。節約を支援するクーポン機能も設けている。

一般向けアプリを開発した狙いは。

堀氏 スマホやタブレットの急激な普及が背景にある。これまでの業務ソフトは、大量のデータをすばやく入力し処理することが求められていた。キーボードがないスマホやタブレットの時代は、「いかに入力させないか」が重要で、当社の主要な開発テーマになっている。