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米レッドハット 社長兼CEO(最高経営責任者) ジム・ホワイトハースト氏
米レッドハット 社長兼CEO(最高経営責任者) ジム・ホワイトハースト氏
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 「ビジネスでの活用」というトレンドは、まだまだ始まったばかりだと思っている。2008年に東京証券取引所に導入されるなど、ミッションクリティカルなシステムに使われ出したのは最近だ。

 ただ、傾向として、新しいプロジェクトでのオープンソースの採用は“当たり前”になってきている。

 さらに次の潮流として、オープンソースが“先駆者”になりつつある。先進的なWebサービスを生み出している米アマゾン・ドット・コム、米ヤフー、米グーグル、米フェイスブックがオープンソースでイノベーションを起こしていることからも分かるだろう。

今最も注力している分野は。

 特にこの1年は、クラウド基盤を構築するオープンソースソフトウエアである「OpenStack」に最も力を入れている。高品質なコンピュータサービスやSDN(Software Defined Networking)などの機能が、OpenStackを中心に組み込まれてくるからだ。OpenStackで組み上がったインフラがビッグデータの処理を担うエンジンになっていくだろう。

オープンソースソフトウエアのどこが最も評価されているのか。

 エキスパートの技術者が、パフォーマンスやセキュリティの面で評価してくれている。ビジネス用途では「軽量」で「安い」ところだろう。

 大多数のユーザーにとっては、安いこと、さらに特定ベンダーの製品に縛られる“ベンダーロックイン”を終わらせられることがメリットだ。調査会社の米IDCが今年の夏に出した予測では、5年後には半分くらいのミッションクリティカルなシステムにLinuxが広まるとしている。日本でも同じ傾向があるのではないか。