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パナソニック AVCネットワークス社ITプロダクツ事業部 事業部長 原田秀昭氏
パナソニック AVCネットワークス社ITプロダクツ事業部 事業部長 原田秀昭氏
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 スマートフォン/タブレットに押されて伸び悩むパソコン市場の中で、「Let's note(レッツノート)」ブランドのノートパソコンを展開するパナソニックが独自の路線を歩んでいる。Windows XPサポート終了による“特需”を取り込み、2013年の日本国内出荷台数は3.8%伸びた(IDC Japan調べ、関連記事)。事業を統括する原田秀昭事業部長が強気の見通しを語った。(聞き手は清嶋 直樹=日経コンピュータ)

2014年3月期のパソコン事業の見通しは。

 大きな手応えを感じている。詳細な業績予想は開示できないが、パソコン・タブレットを含む「ITプロダクツ事業」全体で、2ケタの売り上げ成長を達成できそうだ。

 今期は「2014年4月の消費税増税前の駆け込み」「4月のWindows XPサポート終了」という2つの“特需”があると分かっていた。昨春頃から、法人のパソコン置き換え需要を取り込むために地道に営業活動を展開してきたが、これが受注につながった。年度末を控えて、好決算が見込まれる企業からの引き合いがさらに増えている。

 実は、パナソニック社内の各事業部門にもXPパソコンが多数残っていた。年度内に約3万台のXPパソコンを、Let's noteに置き替える計画を進めているところだ。社内取引とはいえ、他社製デスクトップパソコンなどに比べてLet's noteは高価で、各事業部門の負担は小さくない。XPサポート終了を契機に「モバイルパソコンを増備することでワークスタイルを変えていく」という判断をして、パソコン事業を後押ししてもらえるのはありがたい。

 パナソニックは全社を挙げて「法人のお客様のお困り事を解決する」という体制を作っている最中だ。2014年春モデルの新製品「Let's note CF-MX3シリーズ」(関連記事)で光学ドライブが傾いた時でも動作を止めずに制御する技術は、社内の光学ドライブ部門が新規に開発した。これによって、企業の営業担当者がタブレット状に変形させた状態でも商品説明用DVDなどをそのまま再生できるようになった。1セル当たり2400mAhの大容量バッテリーも自社製だ。