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 クラウド型の法人向け人事支援サービス「Performance Cloud」を提供するサイダスは、2014年3月4日、米セールスフォース・ドットコムとの資本提携を発表した(関連記事)。サイダスでは今後、同社のサービスをセールスフォースのPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)である「Force.com」へ移行。セールスフォースがサービスを展開している米国や欧州でもPerformance Cloudを提供するとしている。サイダス代表取締役の松田晋氏に海外展開などについて聞いた。

(聞き手は大谷 晃司=日経コンピュータ


サイダス 代表取締役 松田 晋氏
サイダス 代表取締役 松田 晋氏

そもそもタレントマネジメントをクラウド型で提供する理由は。

 元々自社が提供しているサービスの名称である「Performance Cloud」は、セールスフォースのサービス名、例えば「Sales Cloud」や「Service Cloud」を意識して付けたものだ。

 タレントマネジメントでは、人の情報がどんどんたまっていく。使いながら分析することで、顧客の課題解決ができるのではないかと考えて、最初からクラウドでやっていこうと決めていた。また、我々が必要だと思った顧客の要望は都度取り込んでいことで、常に新しくて使いやすいものをどんどん提供できる。仮に1社の要望であっても、我々が必要だと思うものは、バージョンアップに取り入れる。

国内での実績は。

 サービスを開始した3年ほど前は1カ月に1、2社しか問い合わせがこなかったが昨秋から毎日5社、多いときで15社程度から問い合わせが来る。クラウド型のサービスがここにきて認知されてきたと思う。

 実はこれまでサービスを導入してもらって解約されたことが一度もない。大規模な事例では、7万人規模の企業の導入例もある。7万人の中から、あるプロジェクトに適したリーダーを検索することも可能だ。データが蓄積されればされるほど、1人を探すにも厚みのある検索ができる。

 現在、我々が管理している人材データは100万人分を超える。これは2年で集まった数字だ。

 もちろんセキュリティは最重視している。我々のようなベンチャー企業は情報漏洩を起こすと、それで会社が即“飛んで”しまうような存在だ。セキュリティは大手企業のIT部門の方や、大手企業が導入する際のセキュリティチェックなどで学ばせてもらった。タレントマネジメントの導入イコールセキュリティ対策だと考え、そこは強化してきた。