PR

 GEは、このインダストリアル・インターネットにコミットメントしています。今後3年間で10億ドルを投資して、ソリューションを開発していきます。これはGEのジェフ・イメルト会長兼CEOが言っていることです。

 我々は、工場向けのソリューションを「Real-time Operational Intelligence」(RtOI)という名前で提供しています。このソリューションでは、機械とつながってデータを収集、そしてそのデータを分析して、次に何を実行すべきか作業者に伝えるということをシステムが実現します。

深刻となる熟練労働者の不足問題

どうして、このようなソリューションが必要となってくるのでしょう?

クビゾー:まず労働者の問題があります。日本でも問題となっているかもしれませんが、米国では特に熟練労働者の問題が顕著となってきています。今後5年の間に、米国では熟練労働者の実に40%が退職するといわれているのです。こういった熟練労働者の知恵を補う意味で、ソリューションが重要となってきているわけです。

 また、経営層や管理側にとっても、もちろん情報は重要です。経営層にとってみれば、問題が発生する前にそれを未然に防ぐためのKPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)が欲しいのはいうまでもありません。また、工場の現場を管理する側からすれば、もっと細かい単位でのKPIが欲しい。しかも、すぐに的確な解を出したいために、現場で起きているリアルタイムの情報がほしいのです。

 これまでのポイント・ツー・ポイントのソリューションでは、単に大量のデータが単一の画面でしか提供されていませんでした。適切な情報が適切な人に提供されていなかった状態です。RtOIでは、それぞれの役割にあった情報を、様々な端末で提供することを目標としています。

例えば、現場の作業者に情報を提供するとなると、情報の提供の仕方にも工夫が必要となりそうです。