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 会議室に対して各ユーザーがダイヤルインする形式を採るWeb会議は、フォーマル(公式)なミーティングでは良い形式だと思う。だが、会議の最中に「あの人の意見を今すぐ聞こう」といった具合に、途中参加させるのは難しい。

 Lifesizeクラウドは、ユーザー企業内で共有するコミュニティメンバーのディレクトリー(人名簿)を持たせることができる。プレゼンスインジケーターがあるので、メンバーが在席しているかどうかがわかる。だから、ディレクトリーにあるメンバー名をクリックすればすぐにつながる。そうやって新たなメンバーを会議へ途中参加させることができる。もちろんバーチャル会議室の機能もLifesizeクラウドにはある。フォーマルなときにはそれを使えばよい。

メンバーのプレゼンスがわかるところなど、マイクロソフトのLyncに近い発想で作られているように思う。

 少し重複する機能はあると思う。しかし、細かく見ていくと、Lyncもビデオコミュニケーションユーザーの全てを満足させる包括的なソリューションではないと私は感じている。

 現状のビデオコミュニケーションサービスはいくつかのカテゴリーに分類できる。「従来型のオンプレミスインフラ」「Web会議」「無料ビデオサービス」などだ。しかし、それぞれのカテゴリーは、コストや機能、品質などの面で満足しにくいところがある。

 従来型のオンプレミスインフラではコストや拡張性に難点がある。その他のカテゴリーでは、機能やサービス品質においての制限がある。Lifesizeクラウドはそれらの難点や制限・制約を完全に埋めるものだ。

現状のビデオコミュニケーションの制限・制約をなくしたいという思いでLifesizeクラウドをサービスインしたということか。

 そうだ。こうしたカテゴリーの製品やサービスは、良い面もあるが満足できない面もある。

Lifesizeクラウドで提供している機能は、ライフサイズ・コミュニケーションズがオンプレミスインフラで提供しているものと同じか。

 ほぼ同じ機能を提供するが、録画やストリーミングのためのオンプレミスインフラ製品である「Lifesize UVC Video Center」の機能は、2014年5月の時点ではLifesizeクラウドで使えるようになっていない。現状はこれだけがオンプレミスでの提供になる。それ以外はLifesizeクラウドでも提供する。

 オンプレミスのインフラで提供しているコンポーネントと同じアーキテクチャーを使っている。Lifesizeクラウドでは、マルチテナント化、クラスター化をして、米IBMのパブリッククラウドにそれらの機能を載せている。