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想定している競合他社はどこか。

 Lifesizeクラウドは現時点では非常にユニークで差別化された製品なので、同様の機能を持つソリューションを提案できる企業はないだろう。

 オンプレミス型のインフラのみを提供している企業では、こういったシンプルでスケーラブルなSaaSサービスは提供していないと思う。それに、オンプレミスのビジネスを中心に行っている企業では、彼ら自身が競合してしまうことになる。そのため、SaaSサービスへなかなか移行できないのではないか。

 SaaSサービスのみを展開している企業は、専用端末の機能を組み込む技術力はない。無料ビデオサービスのみを展開している企業も同様だ。

 Lifesizeクラウドはユニークで差別化したソリューションだ。他社の製品やサービスとは異なる、確固たるサービスだと思う。

Lifesizeクラウドの競合は、実はライフサイズ・コミュニケーションズ自身のオンプレミスのビジネスではないか。SaaSサービスを始めることで、オンプレミスビジネスの売り上げが下がる懸念はないか。

 インフラのオンプレミスビジネスの売り上げが落ちたとしても、Lifesizeクラウドの新規顧客の伸びで十分賄えると考えている。当社は、インフラのオンプレミスビジネスの売上依存率はそれほど高くない。その分野が落ち込むことのビジネスリスクは高くない。

では売上依存率が高い分野は何か。

 会議室の専用端末の部分だ。エンドポイントである会議室に置く専用端末(ルームタイプ)は、世界で12万1000台以上を販売している。

無料アプリを提供することで、専用端末の売り上げも下がっていくのではないか。

 それは違うと思う。逆に、エンドポイントの専用端末の需要は高まると考えている。最初にも述べたが、オンプレミスのインフラはコストの高さや設備の複雑さといった制約が課題だった。そうした制約があるために、ビデオコミュニケーションの導入に二の足を踏んでいた企業が多かった。インフラが導入されなければ、専用端末も導入されない。だが、SaaSサービスで手軽にビデオコミュニケーションインフラを利用できるようになれば、専用端末の需要もさらに上がると考えている。より高品質なビデオ会議を求めるユーザーは専用端末を選ぶだろう。