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 BRMSを活用する際は、ビジネスルールをモデリングする作業が必要になる。今までは、トレーディングやマーケティング、保険などの専門家が知恵を絞って担ってきた。

 当社の「Sparkling Logic SMARTS(SMARTS)」は、実際のデータを取り込んで、ルールモデリングに生かすことができる。業務に基づくデータからビジネスルールを記述することもできるし、過去に蓄積したトランザクションデータを分析することで、新しいビジネスルールを導出することも可能だ。SMARTSは、ビジネスルールを管理・実行するだけでなく、「ブルーペン」という分析機能も搭載している。

 ガートナーやフォレスターリサーチといった業界アナリストからは、イノベーターという評価を得ている。

販売戦略は。

 当社の規模は小さい。技術者は20人強だ。プロダクトに集中するため、当社自体はしばらくは経験豊富な少数精鋭のメンバーで運営していくつもりだ。

 そこで世界各地に戦略パートナーを持つようにしている。欧州であれば英国やフランス、米州では米国とアルゼンチン、アジアでは日本、韓国、中国といった具合だ。これらのパートナー企業が、現地のオペレーションやマーケティング、プロフェッショナルサービスを担っている。パートナー企業は、今も拡大させている。

どういった顧客を抱えているのか。

 2012年の製品リリースから現在までで、約25社の顧客を獲得している。金融サービスとヘルスケアが、当社にとって大きな市場だ。

 ファーストユーザーは米PayPal。同社は、不正検知の領域で抱えていた問題を、当社の製品で解決した。分析機能である「ブルーペン」は、米PayPalの要望を受けて開発した機能である。

 新しい不正の手口が出現した場合、米PayPalは従来、BRMSとは別のシステムで分析し、そこで導出したビジネスルールをBRMSに実装していた。

 SMARTSのブルーペンを利用することで一つのプラットフォームで分析からビジネスルールの実装までを実現できるようになり、ビジネスルールに関する改善のイテレーション(繰り返し)を、劇的に早くすることに成功した。

今後の展望は。

 IoT(Internet of Things)の領域でも、利用を拡大させていきたいと考えている。センサーデータを分析し、ビジネスルールとして実装することで、機器の予防保守などの分野に生かすことができるはずだ。