事例データベース:流通
目次
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通販業務の請負サービスを第3の事業の柱に
売り上げを3年で倍にする目標掲げる
女性向けカタログ、ネット通販大手のオットージャパンが、通販業者の販促、受注、物流などの業務を請け負う「フルフィルメント・サービス」の事業拡大に力を入れている。2008年春にフルフィルメント・サービスの専門部隊を立ち上げ、もともと付き合いのあった企業からの案件を中心に、1年で約1億円の売り上げを生み…
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サーバー13台を仮想化して3台に集約
フランスベッド・グループで,介護設備のレンタル・販売を行うフランスベッド メディカルサービス(FBMS)は2008年1月,販売管理や物流管理など一部の基幹業務システムを含む13台のIAサーバー機を,仮想化技術を使って3台に集約した。
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ECサイトを刷新し,使い勝手を向上
カタログ冊子による通信販売を手掛けるベルーナは3月30日,同社のオンライン・ショッピング・サイト(ECサイト)を刷新し,それまで2種類あった「買い物カゴ」を統一して使い勝手を高めた。
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IT部門を強化、新会社を設立し、開発と企画部門を統合
日本郵船は4月1日、IT部門を組織再編する。日本郵船本体にあるIT戦略グループと子会社でシステム開発を担うNYKシステム総研を統合し、新会社NYK Business Systemsを設立する。システム企画と開発部門を統合することで、IT部門の強化を図る。再編により、システム部門と業務部門の連携を強…
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日本で2つの接客資格を4月導入
店舗スタッフのキャリアパスを拡大
ハンドバックやアクセサリーなどを製造・販売する米コーチの日本法人コーチ・ジャパンは4月から、2つの社内資格制度を導入する。「レザー・スペシャリスト」と「リペア・スペシャリスト」である。資格を取得した社員は接客能力に秀でた専門職の道を追求できるようになる。従来は店舗スタッフであっても管理職へのキャリ…
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顧客支援システムの充実で最高益、医薬品の出荷精度は99.9998%
医薬品卸の東邦薬品は病院や調剤薬局と同社の物流センター、そして医薬品メーカーをオンラインで結んで物と情報の流れを管理するSCM(サプライチェーン・マネジメント)を完成させた。病院や調剤薬局は簡単に注文を出せ、東邦薬品は医薬品を素早く正確に配達できる体制を整えた。
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顧客を細かくグループ分けしてクーポン発券
イスラエル製パッケージソフトでシステム構築
小規模の食品スーパー約1800店が加盟するボランタリーチェーンの全日食チェーンは2009年末までに、ポイントカードと連動しながらPOSデータを分析できるソフト「リタリックス」を導入する。リタリックスはイスラエル製のPOSデータ分析パッケージで、英テスコや仏カルフールなど世界の大手小売業がこぞって採…
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680ブランド束ね100万人集客
物流とITの内製化の徹底が武器
多くのアパレルや小売業が減収減益を予想するなか、快進撃を続ける企業がある。総合ファッションサイト「ZOZORESORT」を運営するスタートトゥデイだ。2009年3月期の売上高は前年同期比21.1%増の104億円と見込む。「高感度ファッション」と見なすブランドを多数集めたサイトは若者の心をつかむ。移…
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社員の約3分の1にリーダー教育
100人以上が社内留学「経営戦略研究会」に参加
カタログ通販大手のフェリシモは社内留学制度とでもいうべきリーダー教育「経営戦略研究会」に力を入れている。大学から講師を招いて経営理論や様々な業種の企業のケーススタディーを学びながら、フェリシモとの違いを浮き彫りにしていく実践的なカリキュラムだ。毎月1回の週末合宿を含めた1年間のロングラン研修を、既…
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アパレルメーカーのネット通販支援事業に参入
第1号ユーザーはBEAMS、物流拠点も提供
20代後半の若者を主なターゲットとするショッピングサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイは、アパレルメーカーが運営するショッピングサイトの支援事業を新たに開始した。ビームスの「BEAMS Online Shop(ビームスオンラインショップ)」が同事業の第1号ユーザーであ…
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発注担当者と部員の共有メモ機能を無償ツールで提供
企業内個人との接点確立を狙う
オフィス用品通販大手のアスクルは、同社の取扱商品の購入支援ツール「ASKUL DESKTOP 2」の無償提供を開始した。「ASKUL DESKTOP」の新版で、使い勝手や動作速度を改善しただけでなく、発注担当者と部員が社内ネットワーク経由で備品購入についてやり取りできる「みんなで調整メモ」機能を新…
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2010年にERPパッケージを全面導入
独自仕様の標準化でベンダーを口説き自社開発から転換
ディスカウントストア大手、トライアルカンパニーは、独SAPのERPパッケージを全業務で導入する。まず財務・会計業務で稼働させ、商品管理、棚割り、受発注、物流などを含む全業務で稼働させる。SAP日本法人は、同パッケージを全面導入するのは、生鮮食品や日用雑貨などを扱うディスカウントストア業態では国内初…
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小型店にウェブカメラを設置
本部から売り場改善をアドバイス
食品スーパーの成城石井は、小型店の売り場の状況を確認するために、ウェブカメラの設置を進めている。幡ヶ谷店と越谷イオンレイクタウン店に導入したのを皮切りに、オペラシティ店にも設置した。本部の要員が小型店の売り場をカメラでチェックし、改善を支援する狙いである。
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新社長の下、ブランド強化に着手
センスと親しみやすさの両立で「親子」を狙う
家具やインテリア小物を主に北欧やイタリアから輸入販売するアクタスは、商品選定や店舗作り、接客などにおける「センスの良さ」と「親しみやすさ」というブランドイメージを強化させることを決めた。2008年9月に就任した休山昭代表取締役CEOによる企業改革の第1歩になる。同氏は30年以上ぶりの生え抜き社長だ…
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サイトのリニューアルで検索機能を向上
企業間取引や,与信管理・代金回収の代行業務を行うTOC-indexは2009年1月,同社が運営するアパレル・雑貨商品の企業間取引専用ECサイト「TOC Buyer's NET(TOCバイヤーズネット)」をリニューアルした。
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“先読み”DMで反応率25%
オイル交換の時期をデータで判断
自動車用品専門店のオートバックスセブンは、1100万人のポイントカード会員情報を生かして物販を伸ばしてきた。2005年ごろから、サービス重視の販売戦略を打ち出し、オイル交換時期などを会員情報から“先読み”する手法を確立。車検の売り上げも2割伸ばした。
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店舗発注システムを子会社に展開
百円ショップを全国運営するワッツは2009年2月,同社の店舗発注システムを子会社のオースリーに展開する。
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流通BMSに準拠したEDIに刷新
首都圏を中心にスーパーマーケットを展開する成城石井は、物流システムと受発注システムを刷新する。3月にドライ、4月にチルドの新物流センターを稼働。ドライ、チルドの取引先との受発注を4月に新EDIに全面移行する。次世代EDIの規格「流通BMS」を取り入れたことが特徴である。
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10倍ポイントで商店街を活性化
スイカやパスモへの還元を町田市が支援
東京都の町田市商店会連合会は、ポイントカードを使った新しい商店街活性化策を始める。連合会の加盟店で使える特別な商品券を売り出す意向なのだ。「すき・まちポイント」のポイントカードを持った人がこの商品券を使って買い物をした時に、通常の10倍に当たる10%分のポイントを付与する。ためたポイントは次回以降…
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センター出荷型でネットスーパー事業に参入
将来的に1000億円の売上高を目指す
住友商事はネットスーパーの事業会社、住商ネットスーパーを設立した。2009年10月の事業開始に向けて、受発注や物流用のシステム開発を進めている。まず子会社のスーパー「サミット」と提携し、ネット販売専用の配送センターなどを設置。各センターから直接、注文した顧客宅へ商品を配送する「センター出荷型」のモ…