事例データベース:流通
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「ペルソナ」使い、ショッピングサイト利用客を見える化
パルコの子会社でオンラインショッピングモールや顧客向けのメールマガジン発行などを手掛けるパルコ・シティは「ペルソナ」を用いて、ショッピングサイト「PARCO-CITY」の利用者像の確認に取り組んでいる。詳細なプロフィールを作り込むことで顧客への共感を深めたり、顧客像を共有して担当者間の意思疎通を容…
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社内情報基盤を整備、「初心者もOK」なUIを目指す
アイスクリームのフランチャイズチェーンを全国に展開するB-R サーティワン アイスクリーム(サーティワン)が、社内の情報基盤整備を進めている。グループウエアを基に開発した情報共有システムを、従業員への事務連絡などに活用する。
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安売り店「ザ・プライス」が軌道に、ロスを3分の1に低減し、2009年度は10店体制へ
イトーヨーカ堂は来期中に、ディスカウントストア「ザ・プライス」を合計10店まで拡大する。現在は、1号店の西新井店と、2号店の川口店の2カ所だが、2009年度は、計10店体制を目指す。1号店と2号店はそれぞれ、初年度の年商目標に対して20%増の売り上げで推移し好調だ。両店ともイトーヨーカドー店舗から…
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事業の生命線をオール光IPに,コンビニ基盤をグループ展開
連結売上高は5兆円超,傘下のグループ企業数は94社以上という流通・小売業界の最大手,セブン&アイ・ホールディングス。同社は,業界の枠を超えてもなお他に類を見ない独自のネットワーク・インフラを運用している。同社のネットワーク最大の特徴は,全国1万2000店を超すコンビニエンスストア・チェーンのセブン…
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携帯販促の新システムを29店に導入、詳細な個人情報収集を見送り、利便性を重視
アパレル小売店を展開するアーバンリサーチは、顧客の携帯電話に店頭で新商品情報や電子クーポンなどのコンテンツを配信するシステムを刷新した。今回導入した新システム「スタイルノート」では個人情報の収集を見送る代わりに、会員登録作業の負荷をなくし、来店客の利便性を向上させた。店頭のICリーダー・ライターに…
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百貨店の情報系システムを全面刷新
阪急阪神百貨店の持ち株会社であるエイチ・ツー・オー リテイリングは,社員が利用する情報系システムを刷新した。
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販促効果の向上を狙い、POSデータと携帯サイトの会員情報を連動
関東地方などでドラッグストアを展開するウエルシア関東は2008年12月から、店頭のPOSデータと携帯サイト「ウエルシアのe情報」の会員情報を連携させた販促強化策に乗り出す。顧客向けに店頭で配布しているポイントカードに、顧客が携帯サイトに登録した会員情報を追加登録できるようにシステムを改造。ポイント…
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関東2カ所目の物流センターでJIT配送、新しい受注処理システムで従来の3倍の入力作業が可能に
壁紙や床材、カーテンなどを取り扱うインテリア商社大手のサンゲツが、関東エリアの商品出荷体制を強化している。関東エリアの第2在庫拠点として埼玉県草加市に新設した「三郷物流センター」が軌道に乗り、関東エリアでのJIT(ジャスト・イン・タイム)配送がスムーズになってきた。午前中に注文を受ければ、その日の…
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店舗スタッフの最適配置を支援するシステムを導入
家具やインテリア,衣服などを店舗販売するローラ アシュレイ ジャパンは,スタッフの効果的な配置を支援する勤務表作成システムを導入した。2008年7月に関西地区の4店舗で稼働させ,今後,全国の主要20店舗に順次導入する計画である。
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「5つの100万人作戦」が順調に進行、月間の店舗ブログ訪問者数など3つが年内達成
カメラ販売や写真プリント大手のキタムラが掲げたネット事業の戦略目標「5つの100万人作戦」が、当初の計画よりも早く進行している。5つの100万人作戦とは、①1日当たりのホームページ訪問者数、②ネット会員数、③メールマガジン会員数、④ケータイ会員数、⑤1カ月当たりの店舗ブログ訪問者数で、それぞれ10…
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500社の衣料品メーカー情報を海外に発信、自動翻訳ツール導入
アパレルウェブは、運営する中小アパレルメーカー・小売店向け電子商取引サイト「アパレルネット」に自動翻訳ツールを本格導入する。日本語で配信している衣料品の仕様・サイズ・価格などの情報を、英語、中国語、韓国語などに自動翻訳して海外の小売店など向けに表示する。現状は、都市部のメーカーと地方のバイヤーなど…
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購入動機やライフスタイルを分析、「商品DNA」で売り上げ4割増
食品・衣料スーパーのオギノ(甲府市)は、全国チェーンへの対抗策として独自のCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント:顧客情報管理)に力を入れてきた。購入動機の分類を通じて顧客を分析し、売り場作りや販促に生かす「商品DNA」の取り組みが効果を上げている。
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阪急・阪神百貨店、基幹システムを11月統合、「高島屋との統合はまだ白紙」
阪急百貨店と阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリングは11月に基幹システムの統合を完了する。エイチ・ツー・オー リテイリングは2007年10月、両百貨店グループが経営統合して誕生した。 まずデータセンターを移転し、人事や経理など後方業務が利用するシステムを統合。11月のMD(マーチャ…
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NEWDAYSとKIOSKに最大300台のセルフレジ導入、2009年5~9月にJR山手線沿線を中心に展開へ
東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅構内で売店「KIOSK(キオスク)」とコンビニエンスストア「NEWDAYS(ニューデイズ)」を運営するJR東日本リテールネットは店舗システムを刷新する。約2000台ある既存のPOSレジや発注端末を新型機に入れ替えるほか、新たに顧客が自ら操作して会計を済ませるセルフレ…
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オフィス通販事業で九州に新物流拠点、配送費を4割削減
オフィス家具・文具大手のプラスの中で主に法人顧客対象のオフィス通販を手掛ける社内カンパニー、ジョインテックスカンパニーは9月、九州に初の物流拠点「九州センター」を稼働させた。梱包の簡素化と配送コストの削減が狙い。新センターは福岡市を拠点とし、総床面積は2400坪、投資額は約1億円。順次配送エリアを…
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NEC製ERPで,基幹業務システムを刷新
計測機器・制御機器の販売・保守サービスを手掛ける国華電機は2008年10月,新・基幹業務システムを稼働させた。
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紙とウェブでグループ従業員の一体感を醸成、月間25万PVのグループポータルを活用
単なる上意下達にとどまらず業務改革を鼓舞する社内報と、システムや業務ルールの改善提案が集まるグループポータル・サイト。キヤノンマーケティングジャパンは5年がかりで紙とネットの社内メディアを強化してきた。M&A(合併・買収)や本社移転、社名変更を経てもなお「キヤノンらしさ」を継承し、社員の自発性を促…
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トヨタと共同で婦人靴を開発、小型車「パッソ」のデザイナーが色を監修
カタログ通販大手の千趣会は、大阪と東京の2カ所で、同社のオリジナル靴ブランド「BENEBIS(ベネビス)」の2008年秋・冬シーズン新作発表・受注会を開催した。今回の大きな目玉は、トヨタ自動車の小型車「PASSO(パッソ)」のデザイナーとの異業種コラボレーション。共同で開発している女性用ドライビン…
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ベビーカーが急成長、販売台数は5年で80倍、寡占市場に風穴
少子化の影響を直接受けるベビーカー市場にあって、急成長を遂げている商品がある。野村プレミアムブランズが日本の総代理店になって販売している英マクラーレンのベビーカーだ。2003年に日本市場に参入して以来、主に都市部で躍進を続け、5年後の2007年には年間の販売台数が80倍まで伸びた。首都圏ではマクラ…
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中国人IT技術者活用のカギはビジョン浸透、「より良いものをより安く、が理解できなかった」
中堅ディスカウントストアのトライアルカンパニーが、自前のオフショア拠点と中国人技術者を生かした基幹システム再構築を加速させている。独SAPのERPパッケージをベースにした財務・会計システムの刷新が一段落。2009年3月末までをメドに総務・人事系システムの刷新を進めている。年率2ケタ成長を続け、売上…