事例データベース:製造
目次
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沖縄にリアルタイムのバックアップ・センターを開設
カルビーは、基幹システムのデータをほぼリアルタイムでバックアップできる拠点を沖縄県浦添市に開設した。川崎市にあるデータセンターと連携させ、災害時における事業継続性を高める。バックアップ・センターは沖縄電力系列のデータセンター事業者、ファーストライディングテクノロジー(FRT)の施設に設置、11月2…
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手のひら静脈認証によるPCログインを全店導入
アデランスは11月から、パソコンのログインで手のひら静脈認証を利用し始めた。全国172店舗で、合計2000人の従業員の静脈登録を順次進める。手のひら静脈認証の導入は毛髪関連企業では初めて。アデランスはセキュリティ強化の一環として、IDとパスワードに代えて生体認証の導入を決めた。手のひら静脈認証を採…
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新購買調達管理システムを構築
東洋紡績は10月、新購買調達管理システムを本格稼働させた。これまで複数システムに分散していた全社の購買情報を一元管理し、業務プロセスを統合する。従来のシステムは、購買データを手入力する負担が大きく、承認プロセスが長期化する傾向があったが、これを解消する。
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無線装置とGPSを使って鉱石の品質を管理するシステム導入
三菱マテリアルは,岩手県の長坂鉱山で採掘された鉱石の成分品質を管理するための「鉱石品質管理システム」を稼働させた。鉱山では採掘場所によって鉱石中の成分品質が異なる。同システムの導入により,従来手作業で行っていた含有率の集計などを効率化する。
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2008年に販売業務システムを刷新へ
リコーは2008年に、国内向けの販売管理システムを刷新する。納期回答から受注、在庫引き当て、出荷という一連の販売業務を支援する。日本IBMのメインフレームやオフコンで動作していた既存システムを、オープン系で再構築していく。
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上級管理職100人を対象にBIツール導入
日立金属は10月,経営情報システムを新たに稼働させた。フリーキャッシュフローや売上高営業利益率などの経営管理指標を,部門別・月別といった具合にドリルダウンして分析する機能を備える。役員や部門長以上の上級管理職など合計約100人が利用し,経営上の問題点を素早く分析して対策を講じる体制を整える。
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顧客管理システムに指静脈認証を採用
化粧品会社のファンケルは今年9月から、顧客管理システムへのログイン認証に、指静脈認証装置を採用している。すでに46都道府県で215店舗、約1600人が利用中だ。これだけ大規模に指静脈認証を導入する化粧品会社は、国内で初めてだという。
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10TBのストレージを導入し,CGコンテンツを格納
セガは10月,映像コンテンツを格納するストレージとして,米Isilon Systemsの「Isilon IQ」というディスク装置を導入したことを明らかにした。数百台のレンダリング・サーバーで作成した10T(テラ)バイトに上るコンピュータ・グラフィックス(CG)のコンテンツを格納している。稼働開始は…
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直営店215店舗に指静脈認証装置を導入
化粧品や健康食品などを製造・販売するファンケルは,直営店舗にある顧客管理システムに指静脈認証装置を導入した。化粧品業界では初となる指静脈認証装置の大規模導入で,全国215店舗,約1600人の従業員が利用する。
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15億円をかけ新品質管理システムを導入
三菱自動車は今年10月中に、新たな品質管理システムを全面稼働させる。同社の顧客から、全国で850拠点超の販売店に寄せられる故障や不具合の情報を、三菱自動車の関係部門で迅速に共有・分析する。開発には15億円を投じ、システムは手作りで開発した。
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入力業務の効率改善のためにリッチ・クライアント技術を採用
オフィス家具の製造・販売などを手がける岡村製作所は,約600人の社員が利用するWebシステムへの入力業務の効率を改善するため,リッチ・クライアント技術「Curl」を採用した。すでに,「施工関係見積システム」「冷凍ショーケース見積システム」「招待状管理システム」などを構築済みで,今後は販売系システム…
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中小拠点の基幹系にBフレッツ,帯域拡充とコスト削減を達成
全薬工業は帯域不足解消とコスト削減を目的に,基幹系ネットワークを刷新した。重要拠点では広域イーサネット,中小拠点ではエントリーVPNを用いたメリハリ・ネットワークを構築。万全のバックアップ体制を準備し,止まると致命的という基幹系をエントリーVPN上に移行した。
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「震災対策」「負担軽減」を目的に運用保守をアウトソーシング
明治電機工業は8月,情報系サーバーの運用管理を日本ビジネスコンピューター(JBCC)にアウトソーシングした。東海地震への対策に加え,運用負担の軽減が狙い。背景には,年々増加する社内イントラネットのデータ管理がますます難しくなってきたことがある。
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全国30カ所の拠点をIP電話網で統合へ
化学品メーカーのクレハは,グループ会社を含む全国30カ所の各拠点で分散運用してきたPBX(構内交換機)による内線電話網を順次,IP電話網に置き換え一本化する計画を進めている。内線電話のシステムを一本化することで,運用保守のコストを軽減させるのが最大の目的である。
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無線LANでモバイル・セントレックスを実現
自動車用ろ過機器/空気清浄機/浄水器などを開発/製造する東洋濾機製造は来年3月までに,モバイル・セントレックス・システムの導入を完了させる。
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資材・原価システムを構築し,BPMを実践
佐世保重工業は7月21日、資材・原価システムを構築し、本格稼働を開始したと発表した。同社はこのシステムでビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)を実践する。
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資材・原価管理システムをオープン系に全面刷新
造船準大手の佐世保重工業はこのほど,資材・原価管理システムをオープン系で再構築した。同システムは,資材の発注や在庫確認,工事の進捗や原価管理などを支援する基幹システム。
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米SOX法対応で職責分離を徹底
運用ミス減り、障害復旧が迅速化する効果も
ファイザー日本法人は、米本社のSOX法対応に歩調を合わせ、2003年12月から同法対応に取り組んでいる。IT部門は、これまでに3度の内部監査を受け、改善指示にも応えてきた。作業履歴を残すための手順は増えたが、運用ミスが減るなどの効果も出始めている。
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PHSとソフトフォンで会議を変革,異メーカーのIP/非IP連携に工夫
セイコーエプソンは2006年4月,コミュニケーション改革の一環としてソフトフォンと既存PBXをベースにした構内PHSの連携を実現した。しかしメーカーが異なるPBXとソフトフォンの連携には,さまざまなトラブルが待ち受けていた。
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日・米・欧でITの標準化を徹底
5カ年情報化計画「BEST」を始動
日産自動車が5カ年計画で取り組んでいる情報化の方針が本誌の取材でわかった。IT投資の最適化に向け、日・米・欧の3極にある情報システムの標準化やアウトソーシング契約の見直しなどに着手する。それに向け、IT部門と利用部門の関係強化に乗り出す。