事例データベース:サービス
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2100拠点でSaaS型グループウエア導入
レストランやカラオケ店などのサービスを展開するシダックスグループは2009年5月,本社・支社のほか,給食受託施設店舗1800カ所,カラオケ店300カ所など2100拠点で利用するグループウエアを導入した。
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中古バイク買取専門店「バイク王」
自律型人材の育成狙い、EMGC活動を強化
中古バイク買取専門店「バイク王」を全国展開するアイケイコーポレーションが、独自の全社改善活動「EMGC(Every Month Growing up Campaign)」のルールを見直し、現場の改善意欲のより一層の向上に挑んでいる。同社は2005年8月期から2008年8月期まで4期連続の増収増益を…
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不動産情報の管理システムを全国展開
不動産情報サービスのアットホームは,会員である不動産会社の約3万5000店舗に向けた情報システム「ATBB」を構築している。旧システムからのデータ移行とユーザー教育を進めており,2009年秋に全国展開がすべて完了する予定だ。
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旅行のネット申し込み比率を8.5%に引き上げ
国内ツアーのオンライン販売強化で達成へ
ジェイティービー(JTB)がインターネットでの旅行商品販売に本腰を入れる。個人旅行の売り上げに占めるネット経由の申し込み比率を、2010年3月期中に8.5%まで引き上げる目標を掲げた。2008年3月期の実績は5.6%、2009年3月期は同6.4%だった。目標達成に先立ち、2008年10月にはネット…
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120台のサーバーを仮想化技術で89台に統合へ
マンション建設の長谷工コーポレーションは,設計図面や現場写真といったマンション事業に関するデータを扱う情報系システムを仮想化技術で統合する。3年後に運用コストを約40%,CO2排出量を約60%削減するのが狙いだ。
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ネット住宅販売で売り上げ倍増目指す
間取りの絞り込みやトヨタ流の改善で割安感を演出
住宅メーカーのエス・バイ・エルが戸建て住宅の見積もりや注文をインターネット経由で受け付ける「ネット住宅事業」で、2009年度に前期比2倍の500棟を販売する目標を立てている。不況や少子高齢化の影響で戸建て住宅市場が縮小するなか、製造原価を抑えた割安感のある住宅をチャネルコストの安いネットで販売し、…
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USBメモリーの情報漏洩対策ソフトを全面導入
福島県立医科大学附属病院は、USBメモリーの情報漏洩対策ソフトを電子カルテ用端末約1100台に導入した。USBメモリーにコピーしたファイルを自動的に暗号化し、同じソフトをインストール済みの端末でのみ復号する機能を持つ。導入費用は数百万円。市販のUSBメモリーを利用できるため、暗号化機能付きのUSB…
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語学サイトの機能を強化
コミュニティー性を高め、幅広いユーザーを取り込む
NHKの関連会社で語学番組などの制作を手がけるNHKエデュケーショナル(東京・渋谷)は2009年6月1日、語学学習支援サイト「ゴガクル」をリニューアルした。英語学習者向けにコミュニティー機能を強化し、「孤独な語学学習を楽しく持続的なものにしてもらう」(デジタル事業推進部の奈良和江エグゼクティブプロ…
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顧客の感動度をミステリーショッパーが数値化
現場のサービス改善活動を促進する効果も
店内で釣りを楽しめるエンターテインメント居酒屋「釣船茶屋ざうお」などを展開するハーバーハウス(福岡市博多区)は、ミステリーショッピンングリサーチを利用して、来店客の「感動度」を数値化し、店舗でのサービス向上に生かしている。
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通信設備工事技術を競う大会を開催
カイゼン活動と併存させ、現場力を底上げ
通信設備工事大手の日本コムシスは6月11日、パシフィコ横浜(横浜市)で「第5回全国技能競技大会」を開催した。高島元(はじめ)代表取締役社長や上司、同僚など約700人もの観客が見守るなか、同社と協力工事会社の計2500人程度のエンジニアの中から選ばれた74人が参加し、工事作業スキルを競った。
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全部門の350業務を標準手順化
社員間のばらつき解消や新人の早期戦力化を目指す
福利厚生業務の受託大手、ベネフィット・ワンは2009年4月、全部門の業務フローの標準マニュアルを整備し、これに基づいて業務を進める体制を開始した。同社が提供するホテル予約などの福利厚生メニューの一覧を掲載したガイドブックを会員に発送する業務の手順や、上長の承認を必要とする申請業務の手順など350項…
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ITでエンジニア派遣事業を強化
2009年8月からは複雑な勤務体系の給与を自動計算
スタッフサービス(東京都千代田区)はIT(情報技術)活用によってエンジニア社員の勤怠管理と給与計算業務を改善している。同社のエンジニア社員は、常時雇用の特定派遣労働者に該当する。特定派遣労働者は働いた日数分の給与をもらう日給月給制であるため、月給制の一般派遣と異なって給与計算は複雑で表計算ソフトを…
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店頭カウンセリング業務をITで改革、新型端末で接客の途切れをなくす
資生堂は2009年4月から、全国の化粧品カウンターで提供するカウンセリング業務をIT(情報技術)で順次改革し始めた。肌測定、売上・在庫管理、顧客情報管理の3業務すべてを1台の新型機器に統合。カウンターのスペースが広くなったうえ、資料を瞬時に表示することなどにより途切れなく接客できる環境が整った。事…
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管理者の作業履歴を記録するシステムを導入
丸運は2009年4月,内部統制におけるIT統制を整備するため,サーバーやネットワーク機器の特権IDでの操作履歴を記録する専用機「ネットエンリッチITマネジメントゲートウェイ」を導入した。
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韓国人向け観光案内を携帯で提供実験
モニター過半数が計画外の場所を観光
福岡市を地盤に鉄道・バス路線を運営する西日本鉄道が、2009年1~2月、韓国人旅行客の携帯電話に観光情報を表示する実証実験を実施した成果を明らかにした。
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6月から「のれん分け制度」を導入
中小規模商圏に再進出、400店体制目指す
「ミスターミニット」ブランドで知られる靴修理サービス大手のミニット・アジア・パシフィック(川崎市)は、社員の独立を支援する「のれん分け制度」を導入する。宮崎市にある百貨店の山形屋の中に、同制度を活用した1号店を2009年6月下旬に出店する計画である。4月末時点でミスターミニット店の総数は273店。…
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FAXを撤去して年500万円削減
改善提案制度の意見を生かす
松屋フーズは2009年4月から順次、全国各地の店舗に設置していたファクシミリ(FAX)を撤去する作業を始めた。これまでファクシミリを利用していた本部-店舗間の業務文書のやり取りを、スキャナーで文書を電子化してメールで送信する体制に変更した。ファクシミリの通信費やインク代などを不要にし、約750店の…
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リピーター獲得ノウハウ武器に京都進出
「船で10分かかる客室」で顧客心理突く
星野リゾート(長野県軽井沢町)は5月25日、京都・嵐山に新設する高級旅館「星のや京都」(12月開業予定)の説明会を開き、マーケティング戦略を明らかにした。同日に専用のウェブサイトを開設し、予約受付を始めた。
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国際自動車、メンタルヘルス対策を本格化
管理職から着手し、6000人もの運転手をケア
約6000人もの運転手を擁するタクシー大手の国際自動車(東京都港区)は、全従業員のメンタルヘルス(心の健康)対策に本格的に乗り出している。昨年11月以降、計200人の役員や管理職を対象にした研修、休業中の社員向けのカウンセリングサービスなどを矢継ぎ早に導入してきた。同社のメンタルヘルス対策は予防と…
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4系統のビル網をIPで1本化,会議予約や空調制御が連携
「パソコンから会議室を予約すると,予約時間の少し前に空調が動き出す。窓のブラインドは,日差しに合わせて動き,空調と照明を最適化する」──。鹿島建設(鹿島)の松田元男ITソリューション部長は,東京都港区にある同社の新本社ビルの高度な自動化機能をこのように説明する。