事例データベース:公共
目次
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世界7位のスパコンの学籍管理での利用を検討
東京工業大学は、今年4月から稼働しているスーパーコンピュータ「TSUBAME」を学術計算以外の分野にも適用する検討を始めた。具体的には、学籍管理など東工大学内の事務システムを搭載する検討をしている。このほか、シンクライアントとの組み合わせも考える。
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基幹系システムの運用をアウトソーシング
富士通は7月18日、北海道ガスから基幹系システムの運用アウトソーシングを受注したと発表した。契約期間は今年8月1日から8年間。北海道ガスでは年間の運用コストを1割削減できる見込みという。契約金額は非公表。
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「子どもは今どこ?」,ICタグで児童の安全確認を開始
埼玉県蕨市の小学校2校が7月から,ICタグを使って登下校中の児童の所在地を確認するシステムを導入する。児童にICタグを持たせ,小学校の校門付近や通学路など30カ所に設置したリーダーでICタグの情報を読み取る。保護者が児童の居場所を確認できることで安心感を得られるという。
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SOAで資材調達システムを開発へ
東京電力は来夏にも、新資材調達システムを稼働させる。資材調達の計画立案から、調達先の選定、契約、支払い、調達コストの削減効果測定までの全業務をカバーするシステムだ。ボイラーやタービンなど発電所設備の補修部品から、設備の建設・補修のための外部サービス、文房具などの間接材まで、全社の購買を一元管理する…
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高くついたシステム刷新
”地場産業育成に”失敗、5億超の出費も
青森市が、昨年10月に破綻した住民記録システムの開発を、再スタートさせた。第三セクターによるマルチベンダー方式をあきらめ、現行システムを手がけた富士通を実質的な開発ベンダーとする。地場IT産業育成という当初の狙いは果たせなかった。
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“50億円特損”でIT部門改革へ
本部に格上げ、専任のCIO設置などでガバナンス強化へ
システム開発中止で、今年3月期決算に50億円の特別損失を計上した東京ガス。同社は今年4月、IT部門改革に踏み切った。システム構築プロジェクトの利用部門への分権が進みすぎたとの反省から、IT部門を本部へ格上げすると同時にCIOを設置し、ITガバナンスを強化する。
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目標250億円の募金集めにCRMを導入
慶應義塾大学は5月18日、募金業務のためのCRM(顧客関係管理)システムを本格稼働させた。法人や団体など約5000社を対象に、募金の依頼状況や先方の検討状況などを一元管理し、応対時の不備をなくすのが目的。
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インターネットVPNを全面採用,“独自の2重化”で信頼性確保
河合塾は70数拠点において,広域イーサネットとIP-VPNを使ったWANから,インターネットVPNを使ったWANへの移行を開始した。ADSL回線を多用してランニング・コストの半減を目指す。一方で,マネージド型サービスの利用と回線・機器を独自に2重化し,信頼性の確保にも配慮している。
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“新”航空管制システムにバグ,5月10日と12日にトラブルが発生
国土交通省が航空交通管理センター(福岡市)で運用している航空管制システムで,トラブルが発生していたことが明らかになった。今月10日には「航空交通流管理システム」で端末が操作不能に陥った。同12日には「飛行情報管理システム(FDMS)」で処理が異常終了した。
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論理区画を動的に割り振る新情報システム基盤
神戸大学が導入した新情報システム基盤の概要が明らかになった。新情報システム基盤は,六甲台,名谷,深江,楠の4キャンパスを結び,約2万3000人の全学生と教職員が利用するもの。UNIXサーバー「IBM eServer p5」13台,PowerPCプロセッサを搭載した1215台のクライアントPC,約3…
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59市町村が電子申請システムを共同利用
北海道は4月25日から、道内の市町村がアプリケーションを共同利用するためのシステムである「北海道電子自治体プラットフォーム(HARP)」の本格的な運用を開始した。まずアプリケーションの一つである電子申請システムを、深川市が利用開始。
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日本IBMの検索エンジン連携技術を採用したシステムが稼働
学校法人の慶應義塾は4月中をメドに、Webページや電子メール、Wordファイル、データベースに格納されたデータなど、様々な電子データを検索できる「デジタルドキュメント共有システム」を稼働させる。このシステムは、ある単語を検索にかけると、その単語に関連の深いキーワードを検索結果と共に表示する「関連語…
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患者の検査データをリモートから診断--画像配信システム
医療法人社団ゆうあい会 ゆうあいクリニックは,院外から検査データを処理できる画像配信システムを構築した。ゆうあいクリニックはPET(陽電子放射断層撮影)装置などを使った画像診断に特化した検査専門機関。提携医療機関の医師がサーバーに保管している検査データへリモートからアクセスする。
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電子カルテシステムが稼働--医療情報を県内で標準化
静岡県は,2004年度から開発を進めてきた「静岡県版電子カルテシステム」を完成し,県内の2病院で稼働開始したことを明らかにした。2006年1月23日から沼津市立病院と市立袋井市民病院で稼働している。2006年度中に9病院で稼働する見込み。400床以上の病院には,2009年度までに導入率100%を目…
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「Opteron」で構築した国内最高速スパコンが稼働
東京工業大学は4月3日,スーパーコンピュータ「TSUBAME(Tokyo-tech Supercomputer and UBiquitously Accessible Mass-storage Environment)」を稼働した。理論演算性能は約85T FLOPS(毎秒85兆回の浮動小数点演算を…
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リッチ・クライアントの座席予約・備品管理システムを導入
東京都狛江市の外郭団体である狛江市文化振興事業団は,狛江市民ホール「エコルマホール」の座席管理・施設予約システムを再構築した。リッチ・クライアントを採用したため,座席配置図を見ながらマウスで座席を予約するといった操作が可能だ。
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ネットワーク・ブート型のシン・クライアント端末を採用
北海道札幌国際情報高等学校が,コンピュータ実習室にシン・クライアント端末を導入したことが明らかになった。採用したのは,NECのネットワーク・ブート型シン・クライアント端末「Express5800/51Lc」。
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民間同様の会計基準を導入,コスト意識の引き締めを狙う
東京都は3月1日、新しい財務会計システムを稼働した。従来の官庁会計(単式簿記・現金主義)に加え、自治体では初めて民間会計(複式簿記・発生主義)を取り入れた。導入を指示した石原慎太郎都知事の狙いは、コスト意識が低かった従来の行政運営手法を変えること。決算の公表時期はこれまでより3カ月早める。
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情報流出対策で7万台の私物パソコンを一掃へ
防衛庁は、同庁および陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の職員が職場で利用している私物パソコンの一掃に乗り出す。海上自衛隊で2月22日に確認されたファイル交換ソフト「Winny」による情報流出を受けたもの。2006年度中の実施を目標としている。
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新国保システム,本稼働後7カ月間に5回のシステム障害
茅ヶ崎市は2005年10月~2006年2月,「国民健康保険オンラインシステム」で5回のシステム障害に見舞われた。目下,信頼回復に懸命だ。障害は,2005年8月にNECのパッケージ・ソフトをベースに1億3000万円で構築した新システムに移行して以来,繰り返されている。
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