事例データベース:公共
目次
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従業員と医療スタッフがWeb上で健康相談
従業員約4万人が利用するWebベースの健康管理システム。導入の目的は,従業員のセルフケア意識の醸成やきめ細かい健康管理を実現することである。従業員は自分のPCから,健康診断の受診予約や問診入力を行う。ブラウザ上に血圧や体重などの変動が図やグラフで表示されるため,健康状況をセルフチェックできる。メー…
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区民向けのコールセンターで“たらい回し”を防ぐ
杉並区役所は,区民からの問い合わせを受け付けるコールセンター・システムを構築した。電話による問い合わせを,複数の関係部署へ何度も転送する,いわゆる“たらい回し”を防ぐ。システムの主な機能は,(1)杉並区に関する情報の登録や参照機能,(2)よくある質問とそれに対する回答をまとめたFAQの登録や参照機…
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システム構築プロジェクト中止で50億円の特別損失
東京ガスは2月1日、2006年3月期の第3四半期の発表の中で、システム開発プロジェクトを中止することを明らかにした。これに伴い、2006年3月期決算では特別損失50億円を計上する見通し。
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ITとブロードバンドを駆使し,次世代型医療システム実験
旭川医科大学は2005年12月、同大学病院総合診療部と旭川市周辺の一般家庭(約20世帯)において在宅診療支援の実証実験を開始した。医療過疎地など遠隔地での診療サービスを向上させることが目的。同大学病院と家庭をブロードバンド回線で結び、遠隔で診察する。今回の実証実験では、高齢者や在宅患者を対象に、血…
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静岡県内の農産物直売所をオンラインでつなぐ
農産物直売所の商品売り上げや精算を管理するシステム。都道府県単位で直売所システムをオンライン提供するのは全国のJAグループで初めての試みという。JAが運営する直売所は,野菜などを生産者が直接販売する場所。生産者から「売れ筋商品を把握したい」などの要望が出ていたほか,売り上げを精算する業務でミスが多…
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ドキュメントをPDF化,Acrobatを1万3000本導入
決裁に必要な書類をPDF化し,管理するシステムを構築した。システム利用端末台数に相当する1万3000ライセンス分のAdobe Acrobat 7.0 Standardを導入した。PDF作成ソフトには安価な製品が多くあるが,Acrobatを選択したのは異なるアプリケーションで作成した電子文書を一つの…
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医療情報の漏洩防止に認証VLANを採用
認証VLANを利用したネットワークを構築した。職員はクライアントPCの起動時にIDとパスワードを入力し,認証されないとLANに接続できなくなった。同時に接続端末の認証を実施し,持ち込みパソコンによるLAN接続を防いでいる。ユーザーごとのアクセス制限も実施しており,業務に必要のないサーバーには接続で…
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事務処理用にサンのシン・クライアント端末を導入
パソコンの盗難や廃棄をきっかけとする情報漏洩対策として,区役所の事務処理用端末にシン・クライアントを導入した。各OSやアプリケーションのバージョン管理,ネットワークの設定といった各種のクライアント管理もサーバー側で一元化できるため,運用管理の負荷軽減も期待している。導入した端末は,米Sun Mic…
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Web技術を利用した全国初の福祉相談システム
横須賀市に住む高齢者からの福祉サービス相談を受け付けるWebシステム。Webシステムとしては全国初の構築事例となる。システムはNECの福祉総合相談パッケージで構築した。対象高齢者と福祉サービスの情報をすべて電子化し,市の相談受付者が高齢者の名前と生年月日を聞くだけで,担当の民生委員や緊急連絡先,受…
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市施設16拠点の内線電話を順次IP化
米Cisco SystemsのIP電話端末「Cisco IP Phone」と呼制御サーバー「Cisco CallManager」を導入し,内線電話網のIP化を進めている。既に市役所別館の移転(2005年3月)を機に,市役所本庁舎や別館,市水道局など4拠点に導入済み。2006年3月までに,他の施設と…
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手のひら静脈認証で学生の成績情報を安全に照会
手のひら静脈認証装置を搭載した端末で学生を認証し,成績情報や学生情報を提供するシステムを開発した。学生は,学生証を兼ねたICカードを端末に挿入し,専用の読み取り装置に自分の手のひらをかざすことで認証を受ける。ICカードには学生番号や所属学部などの基本情報と本人の静脈パターンを格納してあり,かざした…
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8カ月で病院など81施設にSAPを導入
医療機関向けの機能を統合した業務パッケージ「SAP for Healthcare」を導入した。病院会計準則改正への対応,月次決算の早期化,一般会計と特別会計のシステム統合,本部による資金管理の一元化などが目的。まず,病院の医療・保険事業や介護老人保健施設の住宅・福祉サービス事業など全81施設175…
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患者のカルテやレントゲン画像など県内病院で共有
徳島県内の病院や診療所において,患者のカルテやレントゲン画像,臨床データなどの診療情報を共有化するシステム。患者はいずれの病院で受診しても,同じ診療情報を基に適切な診察を受けられる。システムの中核技術には,日本IBMのデータ・グリッド構築ソフト「WebSphere Information Inte…
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最大3000人まで同時アクセス可能な無線LANシステム
教育機関としては国内最大級の無線LANシステム。無線通信の領域は,本郷キャンパスにある同大学理学部の研究棟8棟(約100研究室)をカバーする。常時2000ユーザーの無線接続を想定して設計,ピーク時には3000ユーザーまでのアクセスが可能という。無線LAN機器の選定時には,300カ所のアクセス・ポイ…
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地域の診療所とSSL-VPNで医療情報を交換
静岡県の袋井,浅羽,森地区にある医療機関をSSL-VPNで接続し,医療情報を交換するシステムを構築した。これにより,住民の診療情報などをかかりつけの診療所と地域の中核医療機関で共有し,地域医療の高度化を図る。袋井市立袋井市民病院が主体となって開発した。中小規模の診療所は,フレッツ・ADSLを通じて…
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家庭や職場から区役所に相談できるテレビ電話システム
インターネットに接続したテレビ電話を通じて,区民が区役所に問い合わせたり相談したりできるシステム。映像/音声のやり取りに加えて,Word/ExcelのファイルやWebページも共有できる。電話の転送や部署ごとの代表番号の機能も備えるため,テレビ電話システムの総合窓口から回答部署に通話を転送することも…
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3市の共同利用で導入コストを抑えた電子申請システム
「住民票の写し」や「印鑑登録証明書」「市・府民税証明」などの交付を,自治体に電子申請するためのシステム。大阪府下の豊中市と池田市,羽曳野市の3市が共同でシステムを利用することで導入コストを抑えた。3市で共同利用しているが,申請データは各市が別々に管理し,他の自治体からアクセスできない仕組みになって…
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ICタグを使って番組撮影用セットを管理,タグにデータを書き込む工夫も
NHKが放送する番組の美術制作を手がけるNHKアートは,ICタグを使って撮影用セットやセットを構成する部品を管理するシステムを構築した。セットを倉庫からスタジオへ配送する際やスタジオから倉庫へ返却する際に,セットを載せた台車に取り付けたICタグを読み取って資産管理システムに記録する(図1)。
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認証とシングル・サインオンをICカードで実現
市職員が利用する約1700台のPC,庁内ネットワーク,文書管理や財務会計などの基幹業務システムに関するユーザー認証をICカードに一元化した。4月に全面施行された個人情報保護法をにらみ,個人情報漏えいを防ぐのが狙い。また,財務会計などの基幹業務システムは,ユーザー認証をシングル・サインオン化すること…
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既設のアナログ電話機500台をIP化
東京芸術大学は教職員向けに500台の電話網をIP化した。電話機は既設のアナログ端末を流用し,ゲートウエイ(日立コミュニケーションテクノロジー製「NT230iB」とヤマハ製「RTV700」)を設置してIP化する。内線用には,全キャンパスと関連施設7拠点を結ぶインターネットVPN網を敷設した。外線用に…
日経クロステック Special
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