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 カブドットコム証券が提供を開始した私設株取引システムでブレード・サーバーを採用していたことが明らかになった。ブレード・サーバーを採用することで,取引量が急増するなどしたときに,ブレードを追加し,処理能力を素早く増強することを狙う。

 このシステムで採用したのは,イージェネラ製のブレード・サーバー「BladeFrame」。本番システムは11枚のブレードでクラスタを構成した。バックアップ・システムも用意しており,8枚のブレードで構成している。ブレード1枚にはデュアルコアのAMD Opteronプロセッサを2個または4個搭載した。

 私設株取引システムは,カブドットコム証券の顧客が夜の7時30分から夜11時まで,株式の取引ができるようにしたシステムである。同社はこのシステムを使って,9月15日からサービスを開始した。