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 オフィス家具の製造・販売などを手がける岡村製作所は,約600人の社員が利用するWebシステムへの入力業務の効率を改善するため,リッチ・クライアント技術「Curl」を採用した。すでに,「施工関係見積システム」「冷凍ショーケース見積システム」「招待状管理システム」などを構築済みで,今後は販売系システムのユーザー・インタフェースもCurlで再開発する。

 岡村製作所は従来,Webシステムのユーザー・インタフェース開発に,HTML,JSP(JavaServer Pages),Java Appletなどの標準技術を使用してきた。しかし,業務内容が参照系から入力系へと広がるにつれて,Webシステムの操作性の悪さや応答性の低さを指摘する声が強まった。そこで,リッチ・クライアント技術を採用した。

 サーバーからダウンロードしたCurlプログラムをクライアント上で動作させる仕組みなので,入力フィールドの自動移動などの入力支援機能や,複数画面をタブで切り替える機能などは高速に動作する。従来は,いちいちサーバー側に入力データや画面切り替え指示を送信し,入力内容の正否や切り替え後の画面データを取得していたため時間がかかっていた。また,Excelライクな表形式のデータを表示・入力する画面などを,Curlが標準提供するAPI(Application Programming Interface)と自社開発のソフト部品を組み合わせて開発することで,工数を削減できたという。

 Curlのランタイム環境は複数バージョンを併存できるので,ランタイム環境をバージョンアップしても,既存アプリケーションの動作チェックや機能改修は必要ない。開発は,住商情報システムが支援した。