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 アコムは2006年8月,ローン契約書を電子化して管理できるようにする。日本IBMと共同で「ドキュメント管理センター」を設立し,電子化したローン契約書など約3400万枚を一元的に保管する。アコムの営業フロント・オフィス(有人店舗,サービス・センター,カウンセリング・センターなど)からは,ネットワーク経由で文書を照会できるようにする。

 アコムは,ローン事業,クレジットカード事業,信販事業に加え,地方銀行などの審査業務を受託する信用保証事業を手がけている。自社の顧客の契約書類だけでなく,地方銀行の顧客の契約書類なども取り扱っている。従来は,これらの契約書類を紙で管理していたので,書類管理の工数や保管費用が増大していた。

 そこで,日本IBMと共同でドキュメント管理センターを設立し,文書を電子化して管理することにした。同センターでは,日本IBMが自社の契約書類を管理するために構築した「ドキュメント・イメージ・システム」をアコム向けにカスタマイズして使用している。同システムは,契約書の画像データへのアクセス制御機能や,データ照会ログの取得機能が搭載されているという。アコムでは,月間で約1万件の文書照会業務が効率化され,営業事務の生産性が約15%向上すると見込む。

 ドキュメント管理センターの稼働に当たり,日本IBMはアコムの連結子会社であるエイビーパートナーに資本参加(5%)。エイビーパートナーがアコムに提供する文書管理業務を日本IBMが受託した。契約期間は2006年8月から10年間で,契約金額は約130億円。