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 シャツ生地などの生産販売を手がける植山織物は,反物の在庫管理向けにICタグを利用したシステム「織物生地反物管理システム」の稼働を4月から開始した。

 検反工場や物流倉庫への入出庫時は,反物に取り付けたICタグの情報をゲートに取り付けた読み取り機(リーダー)で取得することで入出荷を管理している。特徴は,一つひとつのICタグにリーダーをかざすといった手間をかけずに,ICタグの読み取りを実現していることだ。数十本の反物を載せたパレットを,リーダーが付いたゲートに通過させることで,情報を取得している。これはUHF帯で通信するICタグ(UHF帯ICタグ)を利用することで実現した。UHF帯ICタグは,読み取り距離が数メートルと長い,重なっていても読み取りが可能といった特徴がある。

 ICタグの読み取り結果をリアルタイムで織物生地反物管理システムに反映するため,入出荷時の手間軽減のほかに,反物の在庫数や入出荷の状況を正確に把握できるメリットも得られた。植山織物がICタグを取り付けて管理する反物は5万本。システム構築はワイズ・ラブが担当した。ICタグは凸版印刷が開発したものを利用している。