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 神戸製鋼所は,災害対策として遠隔地のホストコンピュータがデータをリアルタイムにバックアップし合う仕組みを構築した。3月13日から稼働している。地震や台風などで一方のホストのデータが失われても,もう一方に保存したデータを利用できる。

 相互にバックアップし合うホストは灘浜データセンター(兵庫県神戸市)と加古川データセンター(兵庫県加古川市)にそれぞれあり,いずれもそれぞれの業務を処理する。ただし,灘浜センターのホストでデータを更新すると,加古川のセンターのバックアップ・データにも同じ更新がかかるようになっている。加古川のセンターにおいても同様で,灘浜のセンターとバックアップ・データが同期する。被災時は,残ったセンターのデータを活用して被災直前の状態にシステムを復旧できる。

 灘浜センターのホストは,本社部門と機械エンジニアリングカンパニーおよび溶接カンパニーの業務を処理する。加古川センターのホストは鉄鋼部門の業務を処理する。灘浜と加古川の両センターは約40km離れている。IBMのストレージ製品の機能である「グローバル・ミラー」を活用して実現した。