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 人材紹介会社のリクルートエイブリックは,アプリケーションやサブシステムごとに登録,運用していたユーザーID(アカウント)とパスワードを一元管理するシステムを構築した。アカウント統合管理の対象となるシステムは,グループウエアやイントラネットのWebサーバー,入退室管理システムなど,計9種類である。

 同社がアカウントの統合管理に踏み切ったのは,今後,従業員数を増加させる計画がある中,アカウントの管理工数が増大すると試算したため。これまでは,新規従業員が入社するたびに,システム部門の担当者がサブシステムごとに新規アカウントを作成していた。

 新システムの稼働後は,こうした作業を一元化することでアカウントの管理作業を効率化できる。導入したのは,京セラ コミュニケーションシステムの統合ディレクトリ管理システム「GreenOffice Directory」。採用の決め手は,所属部署ごとにユーザーのアクセス権限を柔軟に管理できる機能が標準で装備されていた点などである。システムは,グローバルセキュリティエキスパートが構築した。