PR

 電気通信設備の保守管理を手がけるエヌ・ティ・ティネオメイト関西は,電柱の点検データをICタグで管理するシステム「ICタグレット電柱設備管理システム」を構築した。PDA(携帯情報端末)型のリーダー/ライターを使って,電柱に付けたICタグから以前の点検データを読み込むとともに,最新の点検データを書き込む。従来は前回の点検データを電話で事務所に問い合わせ,点検結果を紙に手書きで記入するなどの手間がかかっていたが,こうした作業をなくして所要時間を5分の1に短縮した。ICタグの周波数帯は13.56MHz。システムはオムロン・ソフトと共同で開発した。