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 約100万人の加入者と約40万人の受給者に関する記録を集積した年金管理システム。250万ステップに及ぶCOBOLベースのホスト・システムを,マイクロソフトのWindows 2000 Serverや.NET Frameworkで再構築した。ハードウエアの保守費を従来比で4分の1から5分の1に抑えた。以前は加入者への給付指示や各種報告書,統計資料などをFAX/郵送などの紙ベースでやり取りしていたが,新システムではPDF(Portable Document Format)ファイルなどで電子的に送受信できるようにし,処理速度の向上とコスト削減を図った。