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 アサヒビール・グループのWebサイトを構築・運用している同社は,サービス・レベルに応じて月額料金が決まる,CRCソリューションズのホスティング・サービス「サービスレベル保証型アウトソーシング」を導入した。これまでキャンペーンなどで突発的に発生する膨大なアクセスの対処に苦労していたためだ。サーバーの処理性能がピークに達した際は,サーバーを再起動したり,サイトが混んでいる旨を告げるページを表示したりして乗り切っていた。

 契約したサービス・レベルは「1時間当たりの会員の登録件数が2万件」というもの。過去の1時間当たりの最大登録件数に余裕を持たせて決めた。サービス・レベルを維持するためのシステム増強などは,基本的にCRCソリューションズが責任を持つ。ピーク時に合わせて自社でシステムを増強した場合は月額約2000万円のコストがかかってしまうところだったが,最終的に月額800万円程度に抑えることができた。従来システムの月額コスト(1000万円以上)よりも安くなった。