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 日立金属は10月,経営情報システムを新たに稼働させた。フリーキャッシュフローや売上高営業利益率などの経営管理指標を,部門別・月別といった具合にドリルダウンして分析する機能を備える。役員や部門長以上の上級管理職など合計約100人が利用し,経営上の問題点を素早く分析して対策を講じる体制を整える。

 従来は,主要な経営管理指標について財務部門などが紙の報告書を作成し配布していた。そのため問題があっても,すぐには詳細に分析できなかった。

 新システムには,ビジネスオブジェクツのビジネス・インテリジェンス(BI)・ツールである「BusinessObjects XI Release2」を採用した。新システムの設計開発は,ベリングポイントと日立システムアンドサービスに委託した。