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 東洋紡績は10月、新購買調達管理システムを本格稼働させた。これまで複数システムに分散していた全社の購買情報を一元管理し、業務プロセスを統合する。従来のシステムは、購買データを手入力する負担が大きく、承認プロセスが長期化する傾向があったが、これを解消する。

 まず大阪本社と山口県岩国市の事業所、愛知県犬山市の工場の3拠点で新システムを稼働させた。来年1月から4月にかけ、さらにもう6拠点に展開する。新システムにより、今後3年間で累計150億円の調達費用の削減を目指す。関係会社向けの調達センターで利用することも視野に入れている。

 同社は2005年12月に、プロジェクトを開始。カタログ購買や購買分析、電子見積もりなどの機能を構築してきた。新システムには、日本オラクルの ERPパッケージ(統合業務パッケージ)である「Oracle E-Business Suite」を利用。開発はシステム子会社の東洋紡システムクリエートが担当した。ハードには日本IBMのUNIXサーバーを使う。構築費は公表していない。