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 トマト銀行は4月13日、日立製作所が地銀向けに提供している勘定系システムの共同利用サービス「NEXTBASE」を採用すると発表した。2009年1月の利用開始を目指す。トマト銀行は、NEC製のオープン勘定系パッケージ「BankingWeb21(BW21)」採用する予定だったが、中止を決めた。

 トマト銀行がBW21の採用を発表したのは2000年8月。当初は2003年の稼働を目指していた。ところが、NECがBW21の開発にてこずったこともあり、第一号ユーザーである八千代銀行の稼働が2001年5月から2003年5月にずれ込んだ。この影響で、後続の地銀はBW21の導入時期を延期したり、導入を取りやめたりすることになった。

 BW21の採用撤回は、大光銀行、東日本銀行、愛媛銀行に続いてトマト銀行が4行目。残るBW21の導入予定行は、稼働済みの八千代銀行を除くと、高知銀行、大東銀行、びわこ銀行、三重銀行の4行になった。

 トマト銀行は現在、日立製作所製の勘定系システムを利用している。日立からすれば、NECにリプレースされた顧客を取り戻した格好になる。

 日立のNEXTBASEは、NTTデータの勘定系アプリケーション「BeSTA」を、日立製メインフレームで動作させる構成。徳島銀行がすでに利用しているほか、香川銀行、北日本銀行が導入を決めている。