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 UFJ銀行は2005年12月16日、同社の顧客に対してウイルスを添付したメールを誤って配信したことを明らかにした。被害に遭ったのは、同行のメール配信サービス「UFJ CHINA NEWS」に登録している顧客、約7000人。Worm_Netsky.Pと呼ぶウイルスが添付されていた。Worm_Netsky.Pは、自身の複製を添付したメールを他のユーザーに自動送信する機能を持ったワームの亜種。

 同行ではメールを配信する際、権限を持つUFJ銀行の担当者が配信サーバーにメール本文を投稿する。このため、通常はメッセージにウイルスが添付されることは考えられない。この点についてUFJ銀は、「第三者が配信担当者を偽装し、ウイルス付きの不正なメールを配信サーバーに送り込んだようだ。配信サーバーは配信担当者からメールを受け取ると、自動的に配信用メールを作成・配信するように設定してあった。このため、ウイルス付きのメールを会員に配信してしまった」(広報部)という。同行は今回の事故を受けて、メール配信時のウイルス・チェック機能強化など再発防止策を講じた。