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 ダイキン工業は4月をメドに、油圧機器の生産を効率化するための新システムを全面稼働させる。開発費用は約5億円。生産計画、受発注、設計支援などのシステムで構成する。

 生産計画システムは、受注状況に応じて自動的に生産計画を作成する。過去の受注実績なども加味して、部品の手配や生産計画を最適化できる。これまで油圧機器は受注生産が中心で、顧客から仕様変更の要求が多く、生産計画や部品の発注も担当者の判断で決定していたため、効率化しにくかった。

 受発注システムは、代理店がWebブラウザで発注情報を直接入力する方式を採用。代理店にも、在庫数や納期の情報をリアルタイムで提供する。従来、受発注はファックスや電話のやり取りが中心だった。設計支援のシステムは、部品情報などをデータベース化することにより、設計作業の効率化を図る。

 新システムにより、若干の特殊品目を除く多くの製品で納期短縮を目指す。2007年度中に、最長6週間前後から2週間以内にする予定。