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 慶應義塾大学は5月18日、募金業務のためのCRM(顧客関係管理)システムを本格稼働させた。法人や団体など約5000社を対象に、募金の依頼状況や先方の検討状況などを一元管理し、応対時の不備をなくすのが目的。

 同校は、在校生や卒業生の個人データを、大学や高校などの学校単位や、学部単位で管理している。

 CRMシステムでは、募金を依頼する際に、各校・各学部のデータベースから企業名や担当者名を抽出。それに訪問履歴や対話内容、企業側の応諾状況などを追加し、募金依頼の進ちょく状況を管理する。進ちょく状況別に依頼先を検索することができる。

 システムは、ヴァイタル・インフォメーションが提供する学校向けCRMシステム「Vital Student PLUS」を使って構築。昨夏から開発に取り組み、昨年10月から試験運用してきた。開発投資額は800万円強だった。

 2008年に創立150周年を迎える同校は、今後10年間で900億円を投資する記念事業を計画しているが、うち250億円を募金で賄う予定だ。