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 出光興産は3月28日、製油所の操業状況を全社でリアルタイムに共有するシステム「XHQ(neXt generation HeadQuarters」を2007年度中に、全製油所・工場へ導入すると発表した。2006年10月から北海道製油所で評価していたが、このほど正式導入を決めた。

 同システムは、製油所の安全管理や環境管理、品質、生産状況、収益などに関するデータを一元的に管理。すべてのデータをリアルタイムに管理するため、生産計画や運転計画を迅速に変更できるようになる。これまでは安全管理など、それぞれの指標を管理する部署ごとに情報を記録していたが、異なる部署間で情報を共有できていなかった。各指標を管理する既存のシステムには手を加えず、各システムからデータを抽出し、KPI(重要業績評価指標)に基づいて円グラフや棒グラフなどで情報を表示する。

 XHQは独シーメンスが開発したソフトウエア。同社によると、「日本の石油会社や化学会社で、XHQを導入するのは当社が初めて」という。システム開発は、日揮と日揮情報システムが手掛けた。