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 トラックなど商用車専門の中古オークションを手がけるいすゞユーマックスは、2008年末までに競売システムを再構築する。千葉県、兵庫県、福岡県にある3つのオークション会場ごとに独立しているシステムを統合するほか、インターネット競売システムとのデータ連動性を高める。

 競売システムの統合により、同社は3つのオークション会場を連携した競売を開催できるようにする。現在はオークション会場ごとにシステムが分かれているため、入札業者は各会場を行き来しなければならなかった。新システムでは、入札業者が過去の取引データを分析したり、売買に必要な書類を自動的に作成したりできる機能も備える計画だ。

 同社の中古車取引数は、年間で約9000台(2006年度の出品台数)。景気回復により商用車需要が拡大しているほか、排ガス規制により国内で利用できなくなった中古商用車を海外に輸出する取引も増えている。だが、10数年前に構築した現行システムでは取引増に対応できないため、同社はシステムの再構築を決めた。

 新システムの開発費用は、約5億円とみられる。同社は07年4月からSIベンダーの選定を始めるなど、開発プロジェクトを本格化させる。