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 田中貴金属工業は4月1日から、災害対策用バックアップ・システムの運用を開始した。バックアップの対象となるのは、貴金属積立商品の顧客情報管理システム。災害発生後でも、すぐに貴金属積立商品の残高照会をできるようにすることで、顧客の財産保全に対する不安などを取り除くのが狙いだ。

 バックアップ・システムは、兵庫県の明石市に設置した。本番サーバーが災害により使用できなくなった場合、自動的に処理が切り替わる。貴金属の取り引きが終了した16時30分時点の顧客情報などを毎日バックアップし、いつでも本番サーバーの処理を引き継げるようにした。

 同社は従来、本社とは別の場所に用意したサーバーに顧客情報や残高情報などのデータを保存していた。しかし、残高照会機能などがないことから、災害時に本番サーバーが停止した場合、サーバーの復旧作業が必要だった。