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図1●OpenCMSでリニューアルしたシステム・テクノロジー・アイのWebサイト
図1●OpenCMSでリニューアルしたシステム・テクノロジー・アイのWebサイト
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図2●上のページの編集モード画面。ブロックごとに選択し編集できる
図2●上のページの編集モード画面。ブロックごとに選択し編集できる
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図3●ブロックを編集している画面。WYSIWYGエディタによりHTMLを書かずに編集できる
図3●ブロックを編集している画面。WYSIWYGエディタによりHTMLを書かずに編集できる
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図4●ファイルを管理するワークレイス画面。Webブラウザ上でダイナミックHTMLで実現されている
図4●ファイルを管理するワークレイス画面。Webブラウザ上でダイナミックHTMLで実現されている
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図5●自ら開発を手がけたシステム・テクノロジー・アイ 代表取締役社長 松岡 秀紀氏
図5●自ら開発を手がけたシステム・テクノロジー・アイ 代表取締役社長 松岡 秀紀氏
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 「オープンソースでありながら機能は商用製品並みだ」(システム・テクノロジー・アイ 代表取締役社長 松岡 秀紀氏)---IT技術者向け教育事業を手がけるシステム・テクノロジー・アイは5月7日,コンテンツ管理システム(CMS)OpenCMSを採用し,同社のWebサイトをリニューアルした。

 システム・テクノロジー・アイのWebサイトはこれまでHTMLファイル・ベースで管理していた。約半年前,コンテンツの一元管理やデザインの統一,コンテンツの履歴管理など内部統制の強化を目的としてCMSを導入するプロジェクトを開始した。

 CMS選択の上で大きなポイントとなったのは,同社が標準採用しているミドルウエア環境で稼働するかどうかだった。OracleとWebShpereが同社の標準DBMSとWebアプリケーション・サーバーである。オープンソース・ソフトウエアは一般的に商用ソフトウエアのサポートは手薄い。条件を満たしたのが,ドイツの企業Alkacon Software GmbHが開発しているOpenCMSだった。

ブロック単位でWYSIWYG編集,10世代の履歴管理

 OpenCMSではページをブロックに分け,ブロック単位で編集できる。WYSIWYGタイプのエディタにより,HTMLを書かずに編集することも可能。ファイルのアップロードは,Windowsのエクスプローラのような「ワークプレイスモジュール」でマウス操作により行うことができる。このファイル操作インタフェースは,Webブラウザ上のダイナミックHTMLで実現されている。

 OpenCMSのテンプレート機能を使用することで,デザインの統一を図ることができた。作成したテンプレートは,ニュース記事や研修コース検索,問い合わせフォームなどだ。

 変更履歴を記録する機能も持ち,10世代までの変更を記録し,必要があれば元に戻すこともできる。「内部統制の強化に有効」(松岡氏)。

 ユーザー管理は同社がインターネットで提供しているeラーニング・システムの「iStudy onDemand」と共通化した。登録会員は約20万人。シングルサインオンでログインできるようにし,ユーザータイプ別にコンテンツのアクセス権限を設定している。

 また,データベース内にファイルを格納するVFS(Virtual File System)機能も備えている。その際パフォーマンスを向上させるためにキャッシュする機能も持つ。

同時100アクセスを想定し負荷テスト

 「オープンソースでありながら機能は商用のCMSに劣らない」と,松岡氏は驚く。同時100人のアクセスを想定した負荷テストも実施したが問題なかった。稼働から約2週間経過したが,今のところ障害もないという。

 課題は,日本の情報が少ないこと,サポートを提供するベンダーが少ないことという。現在のところドキュメントは日本語化されておらず「サポートを提供するベンダーが増えれば一気に広まるのではないか」と松岡氏は見る。

 システム・テクノロジー・アイでは,今後,同社で日本語化したワークプレイスモジュールを公開していきたいとしている。

【訂正】
掲載当初、VFS(Virtual File System)機能について「OracleであればOracle Files機能を利用する」と記述しておりましたが誤りで、VFSはOpenCMSの独自機能です。お詫びして訂正いたします。