三菱東京UFJ銀行は,外国為替の売買取引にかかわる業務を管理する「外為分散システム(Trilogy)」を構築した。各種申請書類の作成から承認といった一連の事務作業を対象に、ペーパーレス化やワークフロー機能などによって業務プロセスを効率化するのが狙い。
外為分散システムは、日立製作所のブレードサーバー「BladeSymphony」上で稼働する。IBM製のメインフレーム上で稼働していたシステムから機能を切り出す形でオープンシステム化した。OSはLinux、Web/APサーバーは「BEA WebLogic Server」を採用。アプリケーションはJavaで実装した。
2007年2月からテスト運用を開始し、4月20日から全国の主要営業拠点で本格運用を開始した。