大衆医薬品や衛生雑貨の卸大手である大木は2007年9月をメドに,新しい営業支援システムを本格運用する。商談の成功事例や新商品に対する小売店の反応など営業現場の生情報を,約200人の全営業担当者が互いに共有することで,営業提案力の向上につなげるのが目的。
営業支援システムを使って,各営業担当者が作成した週次報告書を蓄積し,全文検索できるようにする。加えて,取引先店舗の棚割を画像としてデータベース化し共有する。従来は,そうした情報を会議やメールで共有していたため,伝達に時間がかかったうえに,現場での情報活用が十分ではなかった。
新システムは,ネットパイロティングの店舗・営業管理パッケージである「P2Net」を使って構築した。