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 通貨処理機器メーカー大手のグローリーは、補修部品の適正在庫を管理するSCM(サプライチェーン・マネジメント)システムを07年11月に稼働させる。国内外の在庫を2年以内に3割削減することを目指す。システム投資額は2億円で、約3年で回収する計画。SCMシステムには、補修部品に特化したサービジスティックスアジアのパッケージ・ソフトを採用した。全国各地のサービス拠点に当日か翌日に届けることのできる体制の実現を目指す。

 グローリーが扱う補修部品は数万点。1点当たりの価格は数円から100万円に及ぶ。高価な部品で滅多に使われないものでも、即日修理を実現するに、東日本と西日本で1個ずつ在庫を持たなければならないこともある。今回導入するSCMシステムでそうした制約条件を入力し、最適な在庫量を導く。

 同社は現在、東京や大阪などの主要なセンターと全国のサービス拠点で補修部品を管理している。2年前から、在庫を主要なセンターに集約し、各拠点の在庫量を約6億円から約4億円に減らしたが、センターの在庫が増えてきた。今回の取り組みによって、センター在庫の削減を目指す。