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 グローバルトラベルオンライン(GTO)は7月11日、海外旅行のコミュニティ・サイト「Taview(タビュー)」を公開した。アプリケーション開発を中国のソフト・ハウスに委託することで、国内のITベンダーの会社を利用した場合の約2~3割の費用で構築できた。開発工数は15人月だが、1人月当たりが約30万円だったため、開発費を500万円に抑えることができたからだ。

 GTOが公開したコミュニティ・サイトは、旅行日記を自由に公開できるブログ機能や、記事や写真をグーグルの地図情報と組み合わせて表示する機能、観光地や飲食店情報などをQ&A形式で検索・表示する機能、などを備える。アプリケーションの開発言語はJava、データベースはMySQL、OSはLinuxと、オープンソース・ソフトウエア(OSS)だけでシステムを構築した。

 開発委託先は、中国・大連に開発拠点を持つケネス社。約40人のエンジニアが在籍しており、日本IBMやNECソフトなどからシステム開発を受託している。GTOは国内ベンダーを介さず直接、同社に開発を委託した。GTOの後藤淳一副社長は、「想像以上に中国エンジニアのスキルは高い。日本語は不自由なく使えるし、頼んでなくてもシステムの改善提案を持ってくる。作業スピードも早く、翌日には何らかの反応がある」と話す。

 同社はこれまで、自社のシステム部門でシステムを開発してきた。開発コストを削減するほか、素早くシステムの機能を強化・変更できるようにするためだ。今夏からは、顧客管理や旅行予約システムの再構築を本格化する。当初はすべて自社開発する予定だったが、「今回の実績を踏まえ、一部を中国ベンダーに委託する」(同)考えだ。