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 溶融亜鉛メッキ鋼管メーカーの大和鋼管工業は、会計業務や販売管理、在庫管理、原価管理などの基幹系業務で利用するシステムを再構築する。生産実績データと経営情報を結び付けることができるようにして、利益管理体制を強化するのが狙い。2008年5月に稼働させる。

 今回の基幹系システムには、日本オラクルのERP(統合基幹業務システム)パッケージの「JD Edwards EnterpriseOne」を利用する。同時に生産実績管理システムも再構築。生産実績管理システムとは、日本オラクルの「Oracle Fusion Middleware」を用いて連携させる。新システムの開発には3億~5億円(本誌推定)を投資する。

 システム開発はソピアが手掛ける。現在、大和鋼管工業とソピアと合わせて30~40人体制でプロジェクトを進め、要件定義を終えた。アドオン開発は「全体の3割程度に抑える予定」(中村慎市郎社長)。今後、プロトタイプを作成しながら、開発作業に入る。

 中村社長は、「現在は、業務ごとに複数のシステムを運用しているため、すべてのデータをリアルタイムに把握することができなかった。今回、すべてのデータを1つのデータベースにまとめることで、リアルタイムに現場の状況を“見える化”したい」と話す。