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 光ファイバやメタル回線の引き込み工事などを手掛ける日本コムシスは2月8日、ICタグを適用できる倉庫管理システムを導入し、在庫管理の精度を向上させたと発表した。倉庫は全国38拠点あり、11拠点に導入済み。2007年度前半に全拠点に広げる。投資額は全拠点で1億円弱である。

 同社は、これまで台帳と目視で管理していた部品在庫を、ICタグ付きの収納箱に分類して格納した。一つの収納箱には1~2週間分の在庫を入れ、常に2個の収納箱を置いておく。在庫が減って1箱だけの状態になったら、作業員がICタグの情報を読み取り、在庫管理システムが自動的に発注する。すでに数百種類の部品をこの仕組みで管理しており、2~3カ月分だった在庫を平均0.8カ月以下に減らした。

 部品は毎朝、工事の班長がピッキングして持ち出すが、以前は在庫の整理が不十分だったため30分程度かかっていた。これもシステム導入によって10分程度に短縮した。

 システムには13.56MHz帯対応のICタグを採用。収納箱に付けたICタグの単価は加工費込みで350円。班長が持つ名札型ICタグは500円である。