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 ハウス食品は、約10億円をかけてSCM(サプライチェーン管理)システムを強化する。第一弾として4月、生産管理システムをNECのパッケージ・ソフト「FlexProcess」で再構築し、既存のSCMシステムと需要予測データなどを共有できるようにした。

 SCMシステム強化の狙いは、資材調達から納品までのリードタイムを、現在の約3~4週間から約1~2週間に短縮すること。2009年3月までに、SCMシステムとデータを共有できるよう生産管理や資材調達システムを刷新して、需要変動に合わせて調達・生産プロセスを変えられるようにする。

 ハウス食品は03年7月にSCM部を新設し、SCMシステムの整備を続けてきた。04年4月に稼働した現行システムは、JDAソフトウェア・ジャパンの需要予測ソフトを中心に構築している。同社はこの3年間で、約1000品目の在庫量を1.2~1.0カ月から0.6~0.8カ月に圧縮し、約5億円分の効果を上げている。SCMを調達・生産といった上流工程まで広げ、さらなる在庫圧縮を目指す。