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 地銀最大手の横浜銀行、ほくほくフィナンシャルグループ傘下の北陸銀行と北海道銀行は3月23日、3地銀とNTTデータが開発中の共同システムについて、NTTデータが提供中の共同利用サービス「地銀共同センター」との間で、新機能の開発などを共同で行うと発表した。具体的には、新商品の開発や法制度対応といったアプリケーションの機能追加や変更などを共同化する。狙いは開発コストの削減と開発スピードの向上。同日付で、3地銀とNTTデータが基本契約を締結した。

 3地銀は2010年1月の稼働を目指し、共同利用型の勘定系システムを開発中だ。この共同システムでは、中核にNTTデータの勘定系パッケージ「BeSTA」を採用する。BeSTAはNTTデータの地銀共同センターでも利用していることから、3地銀は地銀共同センターがBeSTAに施す機能追加を取り込んだり、3地銀が開発した新機能を地銀共同センターに提供したりできると考えた。

 今回の基本契約は、あくまで新機能の追加や変更、法制度対応といったアプリケーション保守の共同化であり、3地銀が地銀共同センターに参加するわけではない。3地銀はこれまで通り、地銀共同センターとは別に共同システムの開発を進めるという。地銀共同センターでは日立製作所製メインフレームを使っているが、3地銀は富士通製メインフレームを導入する。