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 カシオ計算機は5月1日、受注・在庫管理システムを刷新した。25年ぶりの刷新となる。新システムは、日本IBMのオフコンであるSystem i5を中心に、同社製のUNIXサーバーであるpSeries 650と数台のIAサーバーで構成する。アプリケーションは、日本オラクルの「JD Edwards EnterpriseOne(E1)」を採用。E1が持つ購買や在庫処理の機能に、受注用のVANとのインタフェースなどを追加開発した。

 これまでは全国7個所の配送センターに在庫を割り当てていたが、新システムでは量販店などの顧客ごとに在庫を確保するようにした。週次で立案する、顧客ごとの販売計画に応じて、在庫の配分量を決めるようにし、営業担当者に受注見込みの責任を持たせた。

 これにより、在庫量の適正化と確実な納期回答を目指す。IBM製メインフレームの9672で構築していた旧システムでは80数%だった在庫引当率を、95%に向上させる狙い。