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 携帯電話向けにサイト配信や広告事業などを手がけるシーエー・モバイルは、データセンターの電力コスト削減の目的で、サン・マイクロシステムズのSun Fire T1000とT2000を大量導入している。年内にも100台程度を追加する見込みだ。

 すでに今年6月に70台を購入し、Webサーバーやデータベース・サーバーとして利用している。Sun Fire T 1000は省電力が売り物のCPUであるUltraSPARC T1を搭載する。

 シーエー・モバイルの根立宗一郎システムグループスペシャリストは「1ラックに30台のサーバーを格納した場合、Sun Fire T1000の消費電力は8KVAだが、以前はほぼ2倍の15KVAが必要だった。発熱量も抑えることができるので1ラックに搭載できるサーバーの数も増やせる。IAサーバーに比べて処理性能が劣るのではないかという不安もあったが、負荷の高い状況ではむしろサンのサーバーの能力が高かった」と話す。

 現在、シーエー・モバイルは社外サービス向けに約600台のサーバーを運用しているが、サービス拡大に伴って3カ月で50台程度を新規に調達している。これまでは、商用ではないLinuxのFedoraをOSに搭載した薄型のIAサーバーを利用していた。

 省電力サーバーの採用と前後して、シーエー・モバイルはデータセンターも変更した。600台のサーバーを、23区内にあるIIJの施設から関東近郊のCSK-ITマネジメントのデータセンターに移設中だ。同社は、サーバーとデータセンターの変更によって、運用コストの3割削減を目指す。