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 首都圏で食品スーパーを展開しているオオゼキは,勤怠管理を目的に,11月から指静脈による生体認証システムを導入する。全29店舗2500人が利用する。

 オオゼキの各店舗に認証装置を設置し,従業員は出勤時や退勤時,外出時の際に装置に指をかざす。認証システムによって本人確認が行われた後,認証した時刻がスーパーの従業員の勤怠管理システムに送信される。これにより,出勤や退勤が正確に把握できるようになる。これまではタイムカードを使って勤怠管理をしていたので,従業員による勤務時刻の入力ミスが発生する,勤務時間が即時に把握できない,といった問題があった。

 認証システムは日立ソフトウェアエンジニアリングの「静紋」,勤怠管理システムはエイ・アイ・エスのASPサービス「ちゃっかり勤太くん」を利用している。