PR

 飲食店情報サイトのぐるなびは、年末にかけて携帯電話(おサイフケータイ)を活用した飲食店向けの販促サービス「ぐるなびタッチ」を強化する。飲食店が来店客にポイントサービスを提供できる機能(スタンプカード機能)を追加。「来店ポイント・スタンプ」や「スタンプラリー(チェーン店の複数の店に来店した人に特典を提供する)」など、新規顧客を固定化する施策を実行しやすくする。

 ぐるなびタッチのサービス自体は今年9月から始まっている(関連記事)。既に、ぐるなび加盟店(約4万店)の1割程度がぐるなびタッチ用の端末(写真1)を設置。2008年3月まで、原則として追加費用なしで端末を導入できる。来店客は、飲食店に設置した端末に携帯電話をタッチするだけで、再来店時にドリンクのサービスなどの特典を受けられる。今回の機能強化で、飲食店は自前のシステムを構築しなくてもポイントサービスを展開できるなど、柔軟な販促施策が可能になる。

写真1●ぐるなびタッチの飲食店用端末。電源コンセントに接続するだけで稼働する  

写真1●ぐるなびタッチの飲食店用端末(左)
電源コンセントに接続するだけで稼働する
[画像のクリックで拡大表示]

写真2●技術departmentの半田純也・副部門長(下)

 

ぐるなび技術departmentの半田純也・副部門長

 ぐるなびタッチの開発に当たっては、「使い勝手の良さ、インターフェースの易しさを徹底して考えた」(技術departmentの半田純也・副部門長(写真2))という。来店客側では、おサイフケータイに対応した携帯電話であれば、特別な設定や個人情報の登録などは必要ない。ぐるなびが構築した情報システムでは、氏名や電話番号などの具体的な個人情報ではなく、携帯電話に振られたIDと飲食店で端末にタッチした日時のみを記録している。

 飲食店用の端末は、電源コンセントに接続するだけで動くシンプルなものだ。レジとの接続やネットワーク配線などは一切必要ない。個人情報などのデータは端末側には一切保管されない仕組みだ。「扇風機と同じ。飲食店側の作業負荷を極力省くようにした」(半田副部門長)

 ぐるなびのサーバーのアクセス数は事業拡大に伴って年率約50%のペースで増えている。これから年末にかけてピークを迎えるという。ぐるなびタッチではタッチ直後に来店客の携帯電話からのアクセスが来る。これをさばくため、1~2割のアクセス増を想定してサーバーを増強した。

■変更履歴
当初、「ぐるなびタッチ」の機能について「11月27日から・・・強化した」と記述していましたが、正しくは「年末にかけて・・・強化する」でした。本文は修正済みです。 [2007/11/28 19:40]