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 全日本空輸(ANA)は,貨物業務を支援する国際貨物システムを全面刷新し,2009年2月に稼働させる。法制度や業界標準への迅速な対応を実現するほか,システムの処理能力を大幅に引き上げるのが狙い。

 同システムは,IBS Software Servicesが提供する貨物業務パッケージ「iCargo」をカスタマイズするもの。同パッケージの採用に伴い,IBS Software Servicesの拠点があるインドと日本の2拠点にまたがるプロジェクト・チームを発足させた。開発を手掛ける日本IBMとインドIBMが連携しながらシステム開発に当たる。

 処理能力の向上に向けて,システム基盤も大幅に強化する。サーバーには最大4.7GHzのクロック数を持つPOWER6を搭載したUNIXサーバー「IBM System p 590」を,ストレージには最大容量512Tバイト,128ポートの大規模ストレージ「IBM System Storage DS8000/DS4800」を採用した。APサーバーには「WebSphere Application Server Network Deployment」,システム間連携ソフトには「WebSphere MQ」,開発ツールには「IBM Rational Software Architect」を選んだ。