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井筒屋の社内SNS『Hotto』の画面
井筒屋の社内SNS『Hotto』の画面

 北九州市などに百貨店を5店舗展開する、井筒屋が12月上旬に社内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を導入した。正社員およそ700人が利用する。接客が中心となる百貨店では、パソコンに接する機会が少ない。同社のSNSサイト「Hotto」は、自宅のパソコンや携帯電話からのアクセスも可能にすることで幅広く社員に利用してもらう。

 SNS導入の目的は、店舗や勤務シフト、売り場が異なる社員同士のコミュニケーションを活発にすることにある。

 同社に限らず、百貨店業界の営業時間は延びており、定休日も減る一方だ。井筒屋でも社員旅行や社内運動会といったイベントもあったが、無くなって久しい。業務外でのコミュニケーションが希薄になった現状を打破すべく、今年の夏に立ち上がったのがプロジェクトチーム「i-comラボ」。社内の様々な部署から20人が集い、解決策を模索してきた。

 Hottoは、Beat Communication(東京・港区)の製品を利用し、日立システム九州(福岡市)が導入を担当した。初期投資は580万円。Beat Commnicatioによると、社内SNS導入は百貨店業界では初めてだという。女性の社員が多いことから、女性を意識したデザインになっている。