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 損害保険ジャパンは1月7日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)でシステムを開発するための「次期オンライン基盤システム」を2007年11月に稼働したと発表した。新基盤の開発には、ハードウエアとソフトウエア、今後の拡張費用も含めて約40億円を投じた。

 同社は今後、新基盤上で社内向けと、代理店など外部パートナー向けのWebオンライン・アプリケーションを順次開発していく。まず08年3月までに保険金支払システムとコールセンター・システムを稼働させる。別途投じるアプリケーションの開発費用は約45億円に上る。その後、4月以降に営業向けシステムと代理店向けシステムの開発を進めていく計画である。

 新基盤にSOAを採用した狙いについて同社は「保険業界を取り巻く環境は大きく変化している。戦略的なIT活用がますます重要になってきている中、外部連携や社内業務プロセスの可視化に対応できる拡張性を確保し、新たなビジネスモデルへの機敏な対応を可能とするため」と説明する。システム基盤の刷新と全面展開により、アプリケーション開発へのリソースの集中投下や、リッチ・クライアントによる操作性の向上、開発・運用保守のコストの削減を図れるとしている。開発生産性は1.5倍に高められるとみている。

 新基盤は米マイクロソフト製品で構成する。Windows Server環境下で、データベースは「SQL Server 2005 Enterprise Edition」、開発実行フレームワークには「Microsoft .NET Framework」、開発ツールには「Visual Studio 2005 Team System」などを利用している。開発プロジェクトは05年7月に基本計画を開始し、損保ジャパンと同社のシステム子会社である損保ジャパン・システムソリューション、マイクロソフトのエンタープライズ・サービス部門などが参画した。