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 パン製造業のタカキベーカリーは,「流通BMS」というEDI規格に対応した新システムを構築し,この1月に稼働させた。システム構築に当たっては,ウルシステムズが提供する流通BMS対応のXML-EDIソフト「UMLaut/J-XML」を採用。要件定義から稼働開始まで2カ月という短期開発を実現した。

 同社では従来,小売りや卸売りといった取引先とのデータ交換をJCA手順で行っていた。JCA手順では取引先に応じてシステムでの対応が異なる。JCA手順から流通BMSに切り替えることで,こうした対応の手間を削減する。併せて,製品の原料から小売りまでトレーサビリティの基盤を強化して,食の安全や安心につなげることがねらいである。

 今回,ある小売業との間で,流通BMSによるやり取りを開始した。今後は,やり取りする小売業の数を増やすとともに,原料のサプライヤなどへ流通BMSの適用範囲を広げる予定である。

 なお流通BMSは,大手総合小売業や食品スーパーマーケットで構成する「次世代EDI標準化ワーキンググループ」が策定したEDIの規格である。受発注業務のプロセスや交換するデータ項目などを規定している。インターネットを介して,受発注メッセージをXMLでやり取りすることが前提である。